OUR ART IN
OUR TIME

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  • 石岡瑛子
    血が、汗が、涙がデザインできるか

  • 東京都現代美術館

  • 2020.11.14 - 2021.2.14

東京に生まれ、アートディレクター、デザイナーとして、多岐に渡る分野で新しい時代を切り開きつつ世界を舞台に活躍した、石岡瑛子(1938-2012)の世界初の大規模な回顧展。

 

時代を画した初期の広告キャンペ ーンから、映画、オペラ、演劇、サーカス、ミュージック・ビデオ、オリンピックのプロジェクトなど、 その唯一無比の個性と情熱が刻印された仕事を総覧する。

石岡瑛子 Photo by Robert Mapplethorpe
Eiko Ishioka, 1983 ©Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

 

 

血がデザインできるか、汗がデザインできるか、涙がデザインできるか。・・・別の言い方をするならば、「感情をデザインできるか」ということです。・・・私の中の熱気を、観客にデザインというボキャブラリーでどのように伝えることができるだろう。いつもそのように考えているわけです。

石岡瑛子 世界グラフィックデザイン会議での講演より 2003 年

コラボレーションを通したデザインのプロセスに迫る展示

 

自伝『私デザイン』(※)にも克明に記述されているように、石岡瑛子の仕事は、マイルス・デイヴィス、レニ・リーフェンシュタール、フランシス・フォード・コッポラ、ビョーク、ターセム・シンら名だたる表現者たちとの緊張感に満ちたコラボレーションの連続で生み出されてきた。展示では、集団制作の中で個のクリエイティビティをいかに発揮するかに賭けた「石岡瑛子の方法」を、デザインのプロセスを示す膨大な資料とともに紹介し、その秘密に迫る。 ※講談社 2005年刊

石岡瑛子 コンテンポラリー・サーカス『ヴァレカイ』
(シルク・ドゥ・ソレイユ、2002 年)衣装デザイン
Director: Dominic Champagne /
Director of creation: Andrew Watson /
Set designer: Stéphane Roy / Courtesy of Cirque du Soleil

全世界から集めた壮麗な映画衣装などによる、圧倒的な石岡瑛子デザインの体感

 

人間の身体の躍動感を根源に宿しつつ、「赤」をキーカラーとし、視覚的なインパクトとエモーションを併せ持つ石岡瑛子の仕事を、現在進行形のクリエーションを体感できる、熱量の高い展覧会として提示する。アカデミー賞を受賞し た『ドラキュラ』(1992)や、『落下の王国』(2006)、『白雪姫と鏡の女王』(2012)、オランダ国立オペラ『ニーベルングの指環』(1998-1999)など、ハリウッド・アカデミーをはじめ世界各国のアーカイブから集められた映画・舞台衣装の展示も必見だ。

石岡瑛子 映画『白雪姫と鏡の女王』
(ターセム・シン監督、2012 年)衣装デザイン
©2012-2020 UV RML Films dba Relativity Media.
All Rights Reserved.

石岡瑛子 映画『ドラキュラ』
(フランシス・F・コッポラ監督、1992 年)衣装デザイン
©David Seidner / International Center of Photography

石岡瑛子 オペラ『ニーベルングの指輪』
(リヒャルト・ワーグナー作、ピエール・アウディ演出、オランダ国立オペラ、
1998-1999 年) 衣装デザイン
©ruthwalz

石岡瑛子 映画『ミシマ・ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』
(ポール・シュレイダー監督、1985 年)
プロダクションデザイン
Mishima ©Zoetrope Corp. 2000. All Rights Reserved. /
©Sukita

Timeless, Original, Revolutionary… 時代を切り拓き、境界を横断していくクリエーションの力

 

前田美波里を起用したデザイン史の金字塔とも言うべき資生堂のポスター(1966)や、1970-80 年代のパルコの広告など の一連の仕事において、石岡瑛子は、解放された女性像を提示し、東洋と世界の諸文化を対照・混合させながら、 新しい時代を切り拓いていきた。1980年に海外に拠点を移してからは、「サバイブ」を口癖に困難に立ち向かい、 あらゆるデザイン領域に挑戦していく。

「Timeless, Original, Revolutionary」の3つのテーマをデザインの根幹に掲げ、「私」の可能性を拡張し続けた石岡瑛子の仕事は、2020 年の現在を生きる私たちに力強いメッセージを投げかけるはずだ。

石岡瑛子 ポスター『西洋は東洋を着こなせるか』
(パルコ、1979 年) アートディレクション

石岡瑛子 『北京夏季オリンピック開会式』
(チャン・イーモウ演出、2008 年)衣装デザイン
©2008 / Comité International Olympique(CIO) / HUET, John

【information】
展覧会名
:石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか
会期
:2020年11月14日(土)-2021年2月14日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/地下 2F

休館日:月曜日(11月23日、2021年1月11日は開館)、11月24日、12月28日-2021年1月1日、1月12日

開館時間:10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

観覧料:一般1,800円 / 大学生・専門学校生・65 歳以上1,300円 / 中高生700円 / 小学生以下無料

URLhttps://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/eiko-ishioka/

※開催内容は都合により変更になる場合がございます。詳細は美術館ウェブサイトをご確認ください。

 

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