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  • 松⼭智⼀展:雪⽉花のとき

  • 弘前れんが倉庫美術館

  • 2023.10.27 - 2024.3.17

松⼭智⼀(1976年⽣まれ)は、ニューヨークを拠点に活動し、鮮やかな⾊彩と精緻な描線による絵画や、⼤規模なパブリック・アートとしての彫刻など、⼤胆さと繊細さを併せ持った作品を発表している。
その作品に描かれるのは、⽇本や中国、ヨーロッパなどの伝統的な絵画からの引⽤や、ファッション誌の切り抜き、実在する消費社会の⽣産物や⽇常⽣活で慣れ親しんだ商品やロゴなど、さまざまなイメージのサンプリングである。

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松山智一《This is What It Feels Like ED.2》2023年 個人蔵

【information】
展覧会名:松⼭智⼀展:雪⽉花のとき
会場:弘前れんが倉庫美術館
住所:⻘森県弘前市吉野町 2-1
会期:2023年10月27日(金)~2024年3月17日(日)
開館時間:9:00−17:00(⼊館は閉館の 30 分前まで)
休館日:⽕曜⽇、年末年始[2023年12⽉25⽇(⽉)−2024年1⽉1⽇(⽉)]
※ただし、2024年1⽉2⽇(⽕)、1⽉3⽇(⽔)は開館
料金:⼀般 1300円(1200円) ⼤学⽣・専⾨学校⽣ 1000円(900円)
※( )内は 20名様以上の団体料⾦
※ 以下の⽅は無料
⾼校⽣以下の⽅/弘前市内の留学⽣の⽅/満 65歳以上の弘前市⺠の⽅
ひろさき多⼦家族応援パスポートをご持参の⽅/障がいのある⽅と付添の⽅1名
URL: http://www.hirosaki-moca.jp/

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“松⼭智⼀展:雪⽉花のとき” への1件のコメント

  1. 5450004 5450004 より:

    1、アートに驚こう!(事実・認知の視点で見てみよう)
    ・作品を見たままの感想は?
    入り口には中国語や日本語、英語などさまざまな言語で「歓迎」「いらっしゃいませ」と書かれたマットが並んでいる。中に入るとシェイプドキャンバスが特徴的なFuctional landscapeシリーズの絵画作品が、造作された壁面に、さまざまな方向を向いてかけられている。造作された壁面と、元々の部屋の間には空間があり、ひっそりとオブジェが置かれる。
    それは洗剤のスプレーだったり、何かのフィギュアに見えるものだが、全て一色で塗りつぶされている。
    絵画作品がいわゆるホワイトキューブに陳列している風景を想像していたので、空間全体に展開される展示方法に驚いた。
    ・似ているものは?
    Fictional Landscapeのシリーズは、ポスターなどの商業的な印刷物を想起させる。松山智一自身にグラフィックアートのキャリアがあったと聞き、納得した。

    2、アーティストのことを知ろう!(作品の根っこにあるコンテクスト)
    ・コンテクストを知って思ったことは?
    さまざまなモチーフを引用して作品に取り入れている。サンプリングと言われるその手法を使う松山は日本とアメリカ、さらには他の地域の文化を違和感なく同一画面に存在させており、そのキャリアだからこそできた作品であると実見してよくわかった。

    ・アーティストの背景を知って感じたことは?
    日本人でありながら、幼少期の数年間アメリカで過ごし、現在もニューヨークにアトリエを構える松山智一。彼の作品は一見、グラフィカルで洗練された西洋的なイメージに見えるが、日本的なモチーフも多分に盛り込まれ、松山自身のキャリアを活かした戦略が素直にすごいと思った。
     
    3、アートを通して自分と向き合おう!
    ・思いついた単語や情景は?
    ミックス、コラージュ、影、パターン、ビビッド

    ・結びついた感情は?
    Fictional landscapeの展示空間で、展示室に落ちる自分の影が、あたりに散らばる単色のモチーフと重なり、自分も松山作品に登場するモチーフの一部になったような心地がした。

    4、気になった作品は?
    (3作品ほど選択。グループ展の場合は作家名・作品名を出来るだけ記載)
    Fictional landscape
    He sits She reads
    Nirvana Tropicana

    5、所要時間は?
    2時間、休憩を挟んでさらに+1時間

    6、その他(ショップで購入したもの、周辺カフェ情報など)
    隣のミュージアムカフェでランチ。宿泊した青森駅近くにもあり、気になっていたA-Factory系列のカフェ。シードルが美味しかった。
    カフェとショップは美術館隣の同じ建物にあり、かつて酒造倉庫だった赤煉瓦の建物を再利用した趣深い空間。
    松山智一サイン入りの図録と美術手帖を購入。帰りの新幹線で熟読した。

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