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  • 【会期延長】アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人

  • 森美術館

  • 2021.4.22 - 2022.1.16

新会期:2021年4月22日(木)-2022年1月16日(日)
旧会期:2021年4月22日(木)-9月26日(日)
[4月25日(日)-5月31日(火)は、政府による緊急事態宣言発令を受け、新型コロナウイルスの感染予防および拡散防止のため臨時休館]

*以下の作品は、9月28日(火)をもちまして展示が終了となります。
■ カルメン・ヘレラ 《ビクトリア》 2017年
■ ベアトリス・ゴンザレス 《ブカラマンガの運び人》 2006年

*会期延長にともない、アーティストトークなどのラーニング・プログラムも追加で実施を予定しています。決まり次第、ウェブサイトでお知らせします。
*同時開催の「MAMコレクション013:さまざまな線、宇宙のぜんぶ―草間彌生、プラバヴァティ・メッパイル、ツァイ・チャウエイ」、「MAMスクリーン014:シプリアン・ガイヤール」、「MAMプロジェクト029:オスカー・ムリーリョ」の会期も同じく変更します。
*展覧会の最新情報は、森美術館ウェブサイトでご確認ください。
www.mori.art.museum

 


 

森美術館は、「アナザーエナジー展 : 挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」を開催する。

近年、ジェンダー、人種、民族、信条など多様なアイデンティティの不均衡を正し、ダイバーシティ(多様性)を重視する動きが世界各地に広がっている。現代アートにおいてもこの10年ほどの間、1950年代から70年代に活動を始め今日まで継続してきた女性アーティストたちに注目が集まっている。

 

「アナザーエナジー展」では、世界各地で挑戦を続ける70代以上の女性アーティスト16名に注目し、彼女たちの活動に光を当てる。16名の年齢は71歳から105歳まで、全員が50年以上のキャリアを積んでいる。

また、その出身地は世界14カ国におよび、現在の活動拠点も多岐にわたる。それぞれが置かれた環境や時代の変化のなか自らの信念を貫き、美術館やアートマーケットの評価にとらわれることなく、独自の創作活動を続けてきた。

 

 

エテル・アドナン
《無題》
2018年
Courtesy: Sfeir-Semler Gallery Beirut / Hamburg

本展では、絵画、映像、彫刻、大規模インスタレーションにパフォーマンスなどの多彩で力強い作品をとおして、長いキャリアのなか、ひたむきに挑戦し続けてきた彼女たちの特別な力、「アナザーエナジー」とは何かを考える。

世界が未曾有の事態から復興しようとする今、彼女たちが変わらぬ信念を貫き生涯をかけて歩みを続けている姿は、私たちに挑戦する新しい力を与えてくれることだろう。

フィリダ・バーロウ
《無題:キャンバスラック; 2018-2019》
2018-2019年
Courtesy: Cross Steele Collection
展示風景:「袋小路」ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(ロンドン)2019年
撮影:Damian Griffiths
※参考図版となります

フィリダ・バーロウ
展示風景:「フィリダ・バーロウ:突堤2014」デュヴィーン・ギャラリー、テート・ブリテン(ロンドン)2014年
Courtesy: Hauser & Wirth
撮影:Alex Delfanne
※参考図版となります

アンナ・ボギギアン
《空から落ちた流星》
2018年
展示風景:アルテス・ムンディ8(ウェールズ、カーディフ)2019年
※参考図版となります

参加アーティスト16人全員が70代以上、アーティストとしてのキャリアは50年以上!

 

戦後動乱期の1950年代から1970年代にかけて活動を始め、2020年の現在に至るまで世界各地で制作 活動を続ける女性アーティスト16人に光を当てる。年齢は71歳から105歳まで、彼女たちの50年以上 におよぶキャリアを、それぞれ初期作品から代表作、本展のための新作など多角的に紹介する。

 

 

 

ミリアム・カーン
《美しいブルー》
2017年
Courtesy: WAKO WORKS OF ART

 

リリ・デュジュリー
《無題(均衡)》
1967年
展示風景:「時間の折り重なり」ミュ・ゼー(ベルギー、オーステンデ)2015年
撮影:Dirk Pauwels

アンナ・ベラ・ガイゲル
《サーカ》
2006年
展示風景:「サーカ」エヴァ・クラビン財団(リオ・デ・ジャネイロ)2006年
※参考図版となります

世界14か国出身のアーティストたちは、世界をどう見てきたのか

 

アーティスト16人の出身地、現在の活動拠点、表現方法、さらに生き方は実に多様だ。本展では、各アーティストの実践や人生から、フェミニズム、移民の歴史など世界の問題や事象、さらには美術史のさまざまな解釈などが見えてくる。

ベアトリス・ゴンザレス
《インテリア・デコレーション》
1981年
撮影:Mathias Voelzke
※参考図版となります

カルメン・ヘレラ
《赤い直角》
2017-2018年
Courtesy: Lisson Gallery

キム・スンギ
《プラスティークな状況III—10月のボルドー》
1973年
ビデオ
13分45秒
※参考図版となります

各アーティストの活動の軌跡や作家同士のつながりが見えてくる多彩な展示とラーニング・ プログラム

 

展示室内では、単に作品を展示・紹介するだけでなく、それぞれのアーティストの活動やこれまで歩んできた人生の軌跡、さらには異なる背景をもつアーティストたちの作品に見られる共通点などにも触れる。また、展覧会会期中には、展覧会のコンセプトや彼女たちの「アート+ライフ」をより良く理解するためのレクチャー、アーティスト・トークなどのプログラムも企画されている。

スザンヌ・レイシー
《丸と四角》
2015-2017年
2年にわたるプロジェクト、3日間のパフォーマンス、ビデオ・インスタレーション
撮影:Graham Kay
※参考図版となります

三島喜美代
《作品 19-C5》
2019年
Courtesy: Taka Ishii Gallery

ヌヌンWS
《Dimensi Tenun(寸法を織る) #1 》
2019年

展示とアーティストにさらに迫る展覧会カタログ

 

展覧会の展示風景図版と二人のキュレーターによる主論考2本に、各アーティストの個人史や作品の変容に焦点を当てた世界各地の専門家による論考16本を加えた展覧会カタログの刊行を予定されている。

美術館における展覧会での実体験とあわせ、本カタログを通してさらにアーティストたちの「アナザーエナジー」を知ることができる。

宮本和子
《黒い芥子》
1979年
Courtesy: Exile, Vienna, and Take Ninagawa, Tokyo
展示風景:A.I.R.ギャラリー(ニューヨーク)1979年

センガ・ネングディ
《R.S.V.P.のスタジオでのパフォーマンス》
1976年
ゼラチン・シルバー・プリント
Courtesy: Sprüth Magers and Thomas Erben Gallery
※参考図版となります

アルピタ・シン
《私のロリポップ・シティ:双子の出現》
2005年
所蔵:ヴァデラ・アート・ギャラリー(ニューデリー)

ロビン・ホワイト+ルハ・フィフィタ(共同制作)
《大通り沿いに目にしたもの》(「真っ直ぐな道 2013-16」シリーズより)
2015-2016年
展示風景:「大通り沿いに目にしたもの」ビクトリア国立美術館(メルボルン)2016年
撮影:Michael Fudakowski

【information】

展 覧 会 名 : アナザーエナジー展 : 挑戦しつづける力—世界の女性アーティスト 16人」

企 画:片岡真実(森美術館館長)、 マーティン・ゲルマン(インディペンデント・キュレーター)

新会期:2021年4月22日(木)-2022年1月16日(日)
旧会期:2021年4月22日(木)-9月26日(日)
[4月25日(日)-5月31日(火)は、政府による緊急事態宣言発令を受け、新型コロナウイルスの感染予防および拡散防止のため臨時休館]

*以下の作品は、9月28日(火)をもちまして展示が終了となります。
■ カルメン・ヘレラ 《ビクトリア》 2017年
■ ベアトリス・ゴンザレス 《ブカラマンガの運び人》 2006年

*会期延長にともない、アーティストトークなどのラーニング・プログラムも追加で実施を予定しています。決まり次第、ウェブサイトでお知らせします。
*同時開催の「MAMコレクション013:さまざまな線、宇宙のぜんぶ―草間彌生、プラバヴァティ・メッパイル、ツァイ・チャウエイ」、「MAMスクリーン014:シプリアン・ガイヤール」、「MAMプロジェクト029:オスカー・ムリーリョ」の会期も同じく変更します。
*展覧会の最新情報は、森美術館ウェブサイトでご確認ください。 

会 場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)

開館時間:10:00-20:00(火曜日のみ 17:00 まで)
6月1日(火)より開館時間を短縮して再開!

*入館は閉館時間の 30 分前まで

*会期中無休 *ただし、5/4(火)は 22:00 まで

*当館の新型コロナウイルスの感染症対策への取り組みについては ウェブサイトでご確認ください。 https://www.mori.art.museum/jp/news/2020/06/4102/

入 館 料:一般[平日]2,000 円(1,800 円)、[土・日・休日]2,200 円(2,000 円)ほか

*本展は、事前予約制(日時指定券)を導入しています。専用オンラインサイトから 日時指定券」をご購入ください。
専用オンラインサイト :  https://visit.mam-tcv-macg-hills.com/

*専用オンラインサイトでチケットを購入すると( )の料金が適用されます。

*当日日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしでご入館いただけます。

*表示料金は消費税込 *4/30(金)、5/6(木)、5/7(金)は、[土・日・休日]料金となります。

*チケットのご購入に関する最新情報はウェブサイトにてご確認ください。

*本展のチケットで、同時開催の MAM コレクション 013:さまざまな線、宇宙のぜんぶ—草間彌生、プ ラバヴァティ・メッパイル、ツァイ・チャウエイ (蔡佳葳)」、 MAM スクリーン 014:シプリアン・ガイヤ ール」、 MAM プロジェクト 029:オスカー・ムリーリョ」をご鑑賞いただけます。

 

URLwww.mori.art.museum

 

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