OUR ART IN
OUR TIME
12
2024
EXHIBITION
INFO
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?
——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ
国立西洋美術館
2024.3.12 - 2024.5.12
© 国立西洋美術館
【information】
展覧会名:ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? ——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ
会場:国立西洋美術館
住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園7−7
会期:2024年3月12日(火)〜5月12日(日)
開館時間:9:30~17:30
金曜・土曜日 9:30~20:00
※入館は閉館の30分前まで
料金:未定
URL:https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023revisiting.html
1、アートに驚こう!(事実・認知の視点で見てみよう)
・作品を見たままの感想は?
小田原のどかさんの作品が印象に残っています。彫刻は360度見れるというけれども、(身体的に)ロダンの《考える人》に見下されることはあっても、見下す状況はなかったのではないか、という、これまでの暗黙の了解に気付きハッとさせられました。向かいの水平社の掛け軸(《考える人》はまさに地面に水平になっている)と、靴を脱いであがる空間の合わせ技で、上手くアフォードしているのも妙技。
・似ているものは?
茶室。あるいはレディメイド。見立。 この空間自体が既存の作品の寄せ集めであって、特別それに対して作品名を与えていない。その配置と(美術館自体・作品同士の)空間の呼応をもって作品とするところ。思えば、日本人がつくる洋画・現代アート、ひいてはアート/藝術の概念自体もそのようなものであったのではないか。
2、アーティストのことを知ろう!(作品の根っこにあるコンテクスト)
・コンテクストを知って思ったことは?
・アーティストの背景を知って感じたことは?
小田原のどかさんは、自身で出版社「書肆九十九」を立ち上げている、美術の作家でありながら言論の作家だ。
九十九(神)の名が象徴するように、粗雑に扱われる物事/歴史は、世界の歪みのような形で化けて出るが、
それは、捉え直し、再解釈されることで昇華されうる。
3、アートを通して自分と向き合おう!
・思いついた単語や情景は?
・結びついた感情は?
バブル以降に失われたといわれる右肩上がりの楽観的な未来、xx年はそもそも存在しなかったのではないか。
右肩上がりの現代(日本)という幻想を暴いたうえで、取りこぼした物事の再考/再興に向き合うことでこそ進歩できるのではないか。
4、気になった作品は?
(3作品ほど選択。グループ展の場合は作家名・作品名を出来るだけ記載)
3の問いと同じ問題意識で、小田原のどか、小沢剛、パープルーム。
5、所要時間は?
トークショウのあと展示をじっくりみたので、4時間ほど。
6、その他(ショップで購入したもの、周辺カフェ情報など)
図録を購入。思想と批判の溢れる内容で、展示と図録の相互補完で立ち上がる場がこの展示の要所だと感じた。
近代→現代→ポスト現代の試金石。記念碑的、日本美術史の転換点として重要な展示だと思う。
1、アートに驚こう!(事実・認知の視点で見てみよう)
・作品を見たままの感想は?
・似ているものは?
2、アーティストのことを知ろう!(作品の根っこにあるコンテクスト)
・コンテクストを知って思ったことは?
・アーティストの背景を知って感じたことは?
3、アートを通して自分と向き合おう!
・思いついた単語や情景は?
・結びついた感情は?
4、気になった作品は?
(3作品ほど選択。グループ展の場合は作家名・作品名を出来るだけ記載)
5、所要時間は?
6、その他(ショップで購入したもの、周辺カフェ情報など)