OUR ART IN
OUR TIME
10
2024
EXHIBITION
INFO
生誕120年 棟方志功展
メイキング・オブ・ムナカタ
青森県立美術館
2023.7.29 - 2023.9.24
「世界のムナカタ」 として国際的な評価を得た版画家・棟方志功 (1903 – 1975) 。一心不乱に板木に向かう棟方の姿は、多くの人々の記憶に刻み込まれている。棟方が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の三つの地域は、それぞれに芸術家としての棟方の形成に大きな影響を与えた。
立山連峰を望む海岸風景
1950年頃
NHK富山放送局(南砺市立福光美術館寄託)
星座の花嫁
貴女行路
1928-30年
南砺市立福光美術館
棟方の生誕120年を記念し、各地域の美術館 (富山県美術館、青森県立美術館、東京国立近代美術館) が協力して開催する本展では、棟方と各地域の関わりを軸に、板画、倭画、油彩画といった様々な領域を横断しながら、本の装丁や挿絵、包装紙などのデザイン、映画・テレビ・ラジオ出演にいたるまで、時代特有の 「メディア」 を縦横無尽に駆け抜けた棟方の多岐にわたる活動を紹介し、棟方志功とはいかなる芸術家であったのかを再考する。
ハドソン河自板像の柵
1959年
棟方志功記念館
手のひらサイズの絵葉書から、公共の建築空間の大壁画まで、 「板画」 の可能性を広げ、様々なメディアを通じて 「世界のムナカタ」 が社会現象になるまでの道程- 「メイキング・オブ・ムナカタ」 を辿る大回顧展だ。
大和し美し「倭建命の柵」
1936年
日本民藝館
飛神の柵
1968年
棟方志功記念館
ねぶた笛を吹く棟方
撮影:飯窪敏彦
【information】
展覧会名:生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ
会場:青森県立美術館
住所:〒038-0021 青森県青森市安田近野185
会期:2023年7月29日(土)~2023年9月24日(日)
開館時間:9 : 30‒17 : 00(入館は16 : 30まで)
休館日:8月14日、8月28日、9月11日(第2、第4月曜)
料金:一般 1,800(1,700)円、高大生 1,200(1,100)円、小中学生無料
※コレクション展も入場可。
※( )内は前売および20名以上の団体料金、および棟方志功記念館入場券を提示しての割引料金。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
URL:https://www.aomori-museum.jp/