荒川修作＋マドリン・ギンズ《意味のメカニズム》全作品127点一挙公開　少し遠くへ行ってみよう

EXHIBITION
INFO

荒川修作＋マドリン・ギンズ《意味のメカニズム》
全作品127点一挙公開　少し遠くへ行ってみよう
セゾン現代美術館
2023.4.22 - 2023.10.09

1936年名古屋に生まれた荒川修作は、東京での作家活動を捨て、『もう少し遠くへ』と1961年ニューヨークに渡る。
オノ・ヨーコのアトリエを制作拠点として、マルセル・デュシャンをはじめとする多くのアーティストとの交流の中で、パートナーとなる詩人マドリン・ギンズ（1941-2014）と出会う。

《意味のメカニズム》「意味の分裂」（1963年頃ー88年）
油彩他、画布 244.0×173.0cm
The Mechanism of Meaning (2nd Edition)© 2016 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.

《意味のメカニズム》「知性の意味」（1963年頃ー88年）
油彩他、画布 244.0×173.0cm
The Mechanism of Meaning (2nd Edition)© 2016 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.

二人が取り組んだのは＜意味とは何か？＞という問題です。私たちはいつも何かを＜感じ／考え＞ていますが、その多くは＜言葉＞を通した＜意味＞についてのものだ。

《意味のメカニズム》「あいまいな地帯の提示」（1963年頃ー88年）
油彩他、画布 244.0×173.0cm
The Mechanism of Meaning (2nd Edition)© 2016 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.

二人はその＜意味＞の徹底的な追究に取り組んだ。

それから25年を経て、継続中のプロジェクトとして完成したのが「意味のメカニズム」だ。
作品は81点の大型平面と44点のドローイング、さらに写真と模型を加えた総数127点。ライフワークと呼べる大シリーズ作品を一挙公開する。

《意味のメカニズム》「組み立て直し」（1963年頃ー88年）
油彩他、画布 244.0×173.0cm
The Mechanism of Meaning (2nd Edition)© 2016 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.

《意味のメカニズム》「主観性の中性化」（1963年頃ー88年）
油彩他、画布 244.0×173.0cm
The Mechanism of Meaning (2nd Edition)© 2016 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.

正面玄関から美術館庭園を望む
撮影：加藤健

【information】
展覧会名：荒川修作＋マドリン・ギンズ《意味のメカニズム》全作品127点一挙公開　少し遠くへ行ってみよう
会場：セゾン現代美術館
住所：〒389-0111長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ケ沢2140
会期：2023年4月22日(土)～2023年10月9日(月・祝)
開館時間：10:00-18:00（入館は開館の30分前まで）
休館日：木曜日（5月4日は開館・8月無休）
料金：一般1500円（1400）、大高生1000円（900）、中小生500（400）
( )は団体20名以上の料金
URL：https://smma.or.jp/

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