OUR ART IN
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  • 六本木クロッシング2022展:往来オーライ!

  • 森美術館

  • 2022.12.01 - 2023.3.26

「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として、2004年以来共同キュレーション形式で開催してきたシリーズ展だ。

第7回目となる今回は、1940年代~1990年代生まれの日本のアーティスト22組を紹介する。

すでに国際的な活躍が目覚ましいアーティストたちから今後の活躍が期待される新進気鋭の若手まで、創造活動の交差点(クロッシング)となる展覧会だ。

市原えつこ+ISIDイノラボ《都市のナマハゲーNamahage in Tokyo》
2017年VRゴーグル、ドローン、防毒マスク、電子パーツ、プラモデル、ミノ、ほか
サイズ可変
※参考図版

長引くコロナ禍により私たちの生活は大きく変化し、これまで見えにくかったさまざまな事象が日本社会の中で顕在化した。

以前はあたりまえのように受け入れていた身近な物事や生活環境を見つめ直すようになったり、共にこの怒涛の時代を生きる隣人たちの存在とその多様さを強く意識するようになった。

そして今後、人流が回復し新たな文化の展開が期待されるなか、あらためて現在の「日本」にはさまざまな民族が共生し、この地に塗り重ねられた歴史や文化が実はすでに色とりどりであることについて、再考が求められるだろう。

その先に私たちはどのような未来を想像し、また共に作っていくことができるのだろうか。

SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD《ロードワーク》
2017年
工事用照明器具、単管、チェーン、カラーコーン、ヘルメット、作業着、ビデオ、ほか
サイズ可変
撮影:後藤秀二画像提供:リボーンアート・フェスティバル2017(宮城)

O JUN《美しき天然》
2019年
油彩、キャンバス
350×240 cm
Courtesy: ミヅマアートギャラリー(東京)

サブタイトルの「往来オーライ!」には、歴史上、異文化との交流や人の往来が繰り返され、複雑な過去を経て、現在の日本には多様な人・文化が共存しているという事実を再認識しつつ、コロナ禍で途絶えてしまった人々の往来を再び取り戻したい、という思いが込められている。

青木野枝《ふりそそぐものたち/長崎》
2019年
鉄、ガラス
580×1,370×1,500 cm
展示風景:「ふりそそぐものたち」長崎県美術館
2019年
撮影:山本糾
画像提供:ANOMALY(東京)
※参考図版

【information】

展覧会名:六本木クロッシング2022展:往来オーライ!

会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)

住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー

会期:2022年12月1日(木)~ 2023年3月26日(日)

開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし1月3日(火)、3月21日(火・祝)は22:00まで

休館日:会期中無休

料金:[平日]一般 1,800円(1,600円)
学生(高校・大学生)1,200円(1,100円)
子供(4歳~中学生)600円(500円)
シニア(65歳以上)1,500円(1,300円)

[土・日・休日]
一般 2,000円(1,800円)
学生(高校・大学生)1,300円(1,200円)
子供(4歳~中学生)700円(600円)
シニア(65歳以上)1,700円(1,500円)

※専用オンラインサイトでチケットを購入すると( )の料金が適用される。

※表示料金は消費税込

URL:https://www.mori.art.museum/jp/

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