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  • ゲルハルト・リヒター

  • 豊田市美術館

  • 2022.10.15 - 2023.1.29

《ビルケナウ》2014年[CR 937-2]油彩、キャンバス
260x200cm ゲルハルト・リヒター財団蔵
©️Gerhard Richter 2022(07062022)

今日もっとも注目を集める画家ゲルハルト・リヒター。
1960年代の〈フォト・ペインティング〉から初公開となるドローイングなどあわせて約140点による、日本では16年ぶりとなる待望の回顧展だ。

《アブストラクト・ペインティング》 1992年[CR 778-4] 油彩、アルミニウム 100x100 cm 作家蔵
©️Gerhard Richter 2022 (07062022)

リヒターが90歳を迎える年に開催される本展は、身近な写真を拡大して描く〈フォトペインティング〉、ガラスや鏡を用いた作品、巨大なカラーチャート、そして抽象絵画など、彼が大切に手元に残してきた作品を中心に、60年にわたる画業を紹介する。

《モーターボート(第1ヴァージョン)》1965年[CR 79a] 油彩、キャンバス 169.5x169.5cm ゲルハルト・リヒター財団蔵 ©️Gerhard Richter 2022 (07062022)

なかでも、自国ドイツの第二次世界大戦時の暗部であるアウシュヴィッツの強制収容所でひそかに撮影された写真を出発点にした〈ビルケナウ〉は、2014年にようやく取り組むことができたと画家が語る集大成的な作品だ。

《ビルケナウ》2014年[CR 937-1]油彩、キャンバス 260x200cm ゲルハルト・リヒター財団蔵 ©️Gerhard Richter 2022(07062022)

《ビルケナウ》2014年[CR 937-2]油彩、キャンバス 260x200cm ゲルハルト・リヒター財団蔵 ©️Gerhard Richter 2022(07062022)

本展は東京国立近代美術館(本年6月-10月開催)との共同企画だが、豊田市美術館では、東京会場とはまったく違う作品の配置に、豊田会場でのみ展示される作品を加えた構成で、「20世紀後半の最も重要な画家のひとり、そして21世紀の最前線の探究者」リヒターの作品を紹介する。

ゲルハルト・リヒター(2018年) photo kw ©️Gerhard Richter 2022 (07062022)

【Information】
展覧会名:ゲルハルト・リヒター
会場:豊田市美術館
住所:〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
会期:2022年10月15日(土)―2023年1月29日(日)
開館時間:午前10時-午後5時30分(入場は午後5時まで)
休館日:月曜日(2023年1月9日は開館)、年末年始(2022年12月28日-2023年1月4日は休館)
料金:一般1,600円、高校・大学生1,000円
– オンラインチケットは100円割引、20名以上の団体は200円割引(他割引との併用不可)
– 中学生以下無料
– 豊田市内在住又は在学の高校生、豊田市内在住の75歳以上、障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)は無料(要証明)
URL:https://www.museum.toyota.aichi.jp

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