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サイトスペシフィック・アート ~民俗学者・宮本常一に学ぶ~ | KAMADO Our Art in Our Time

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  • サイトスペシフィック・アート ~民俗学者・宮本常一に学ぶ~

  • 市原湖畔美術館

  • 2019.11.16 - 2020.1.13

市原湖畔美術館 全体

市原湖畔美術館にて、民俗学者・宮本常一(1907-1981)の土地へのまなざしや思想を踏まえ、現代における土地の特色を活かした取り組みや、土地をリサーチした作品を発表するアーティストの活動ーサイトスペシフィック・アート(site-specific / site: 場所、specific: 特定の、固有の) に焦点をあてる展覧会を開催中だ。

 

 

 

宮本常一は、生涯にわたり日本全国をくまなく歩き、島や農村地帯に暮らす無文字文化の人々の暮らしを文字化するなど、それぞれの土地の特長やそこに生きる人々の知恵を独特な民俗学のなかに蓄積してきた。

さらにそれを、具体的な生活のなかに活かそうとした人でもある。社会問題がますます混沌・複雑化するなか、旅をしながら個々の土地に根差した実践を試みた宮本の姿は、今日でも私たちを鼓舞し続けている。

展示 入り口

宮本常一の著書

宮本常一が父から教えられた十箇条

宮本常一の撮影したフィルムの一部も展示されている

アーティストたちは、一方、従来の美術館での展示空間ーホワイトキューブを抜け出し、現実の課題がある土地に入りだしています。それぞれの土地における人々の暮らしや伝統、人々との交流を通して見えてきた、世の中から見過ごされているような事象に目を向け、それらを作品として表象化している。

 

 

中﨑透《Peach Beach, Summer School》
「夜側のできごと」《Peach Beach, Sunset to Sunrise》
《としのこえ、とちのうた》
協力:一般社団法人Reborn-Art Festival
とよた市民アートプロジェクト推進協議会》
展示一部

栗田宏一《私の日本「土」地図》

西野達《Discovering Columbus》

観覧者がアートの思い出を書くノート

本展を通じて、民衆に寄り添い、土地の暮らしの向上などに尽力した宮本のまなざしや思想を学び、さらに今日のアーティストらによる、土地に根差した表現ーサイトスペシフィック・アートーに触れることで、我々が近代化を経て見失い、見えないまま過ごしてしまっている存在への深い共感 を呼び、各自において、見えない大切なものを見る眼を育てるきっかけになるだろう。

information
展覧会名:サイトスペシフィック・アート ~民俗学者・宮本常一に学ぶ~
会場:市原湖畔美術館

会期: 2019年11月16日(土)~2020年1月13日(月・祝)

開館時間 :平日/ 10:00 ~ 17:00、土曜・休前日/ 9:30 ~ 19:00、日曜・休日/ 9:30 ~ 18:00 最終入館は閉館時間の 30 分前まで

休館日:毎週月曜日(ただし、2020年1月13日は開館) 年末年始[2019年12月28 日(土)~ 2020年1月3日(金)]

料金 :一般 600(500)円/大高生・65 歳以上の方 500(400)円。
( )内は 20 名以上の団体料金。中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその介添者(1名)は無料。

URLhttp://lsm-ichihara.jp/

 

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