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10
2024
EXHIBITION
INFO
第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 2nd SEASON “QUEST”
資生堂ギャラリー
2022.8.27 - 2022.12.18
資生堂ギャラリーでは、「第八次椿会ツバキカイ 8 このあたらしい世界 2nd SEASON “QUEST”」を開催する。
同時代のアーティストたちと共に、不確かさの中の豊かさを考える場として始まった“ツバキカイ 8”。
二年目を迎えて、探求の広さと深さが増し、さらなる模索の時期を過ごしている。
いまアーティストが見ている景色をさまざまな角度から皆で目撃する、そんな仕掛けで二年目のツバキカイ8は進む。
「第八次椿会 ツバキカイ 8 この新しい世界 2021 触発/Impetus」
2021 年開催 会場風景
(写真:加藤健)
「椿会」は、第二次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を、1947 年に再開するにあたり誕生したグループ展だ。
資生堂に長く伝わる花椿マークにちなんで名づけられ、アートが人々に希望を与え、勇気をもたらすという信念に基づき、戦争や災害、不況などで世の中が閉塞状況にあるときにも再興を願い開催してきた。
誕生から 70 年以上にわたり、時代とともにメンバーを入れ替えながら、資生堂ギャラリーを代表する展覧会として継続し、これまで合計 86 名の作家が参加した。
杉戸 洋《おきもの》 2021 年
(写真:加藤健)
中村竜治《関係》 2021 年
木材、合板、パテ、塗料など
(写真:加藤健)
宮永愛子《message 2019/2021》 2021 年
ナフタリン、石(陶片)、ミクストメディア
(写真:加藤健)
昨年スタートした第八次椿会は、2023 年まで3年間をかけて、after コロナの「あたらしい世界」について考える。
メンバーは、杉戸洋、中村竜治、Nerhol (ネルホル)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]。
この 6 組は、ジャンルを超えた活動やコラボレーションやチームでの制作などを行う、今の時代を代表するアーティストたちだ
目[mé]
《matter α #VII》 2021 年砂、石、岩の粒子、など
《position》 2021 年 赤瀬川原平《ハグ2》より椅子2 脚
(写真:加藤健)
コロナ禍は、アーティストたちの心境や世の中に向けるまなざしにも変化を与えた。
今年は、「探求/Quest」をテーマに、メンバー同士のコラボレーションや異分野の専門家との交流をもとに、初年に生まれた問いや気づきを「探求」する。
また、今年は月 1 回のペースでミーティングを行い、お互いのアイデアを共有してきた。
そこで浮かび上がった「内と外」、「豊かな生活」などの新たなキーワードとともに、それぞれの表現と、メンバーたちとの関係性を構築しながら椿会の場をつくっていく、その過程も公開する。
Nerhol《オニノゲシ》 2021 年
インクジェット・ペーパー(写真:加藤健)
ミヤギフトシ 《消えた香り/書かれる手紙》 2021 年
資生堂「香水 セレナーデ」のボトル、オノト万年筆、
紙にインク(月夜)(写真:加藤健)
【infomation】
展覧会名:第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 2nd SEASON “QUEST”
会場:資生堂ギャラリー
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座 8-8-3
東京銀座資生堂ビル地下 1 階
会期:2022年8月27日(土)~2022年12月18日(日)
開館時間:平日 11:00~19:00 日・祝 11:00~18:00
休館日:毎週月曜 (月曜日が休日にあたる場合も休館)
料金:無料
※新型コロナウイルス感染症の状況により、内容およびスケジュールに一部変更等が生じる可能性がある。
URL:http://group.shiseido.co.jp/gallery(資生堂ギャラリー)