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開館20周年記念展「Flower of Life 生命の花」 | KAMADO Our Art in Our Time

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  • 開館20周年記念展「Flower of Life 生命の花」

  • ヴァンジ彫刻庭園美術館

  • 2022.4.23 - 2022.12.25

ヴァンジ彫刻庭園美術館は、開館20周年を記念する展覧会「Flower of Life 生命の花」を開催する。

 

この展覧会では、これまでヴァンジ彫刻庭園美術館で展示されてきた作品やこの展覧会のための新作を含む39作家による作品を紹介する。

 

 

 

 

杉戸洋《spider song》2004年 ©Hiroshi Sugito

私たちが現在生きているこの社会は、地球温暖化による気候変動、パンデミック、東日本大震災と原発事故、国際関係の悪化など、絶えず混乱が渦巻いている。

私たちは今、不確かなものに包まれ、誰もが不安を抱えた状態にあるのかもしれない。

 

そのような状況の中ヴァンジ彫刻庭園美術館は、現代社会を生きる人間の複雑な内面を表現したジュリアーノ・ヴァンジの作品を中心に、現代作家の作品を収集・展示することで、来館者がさまざまな美術作品と出会い、日常を立ち止まって見返すための思索の場となることを目指し、活動してきた。

 

今回展示する作品は、作家の個人的な経験や日々の営みから生まれた作品を中心に据えている。

 

三嶋りつ惠《BULBO》2007年 Photo: Kei Okano, ©Ritsue Mishima

作家たちの鋭い洞察力と感受性を経て表現された作品は、私たちに想像力を喚起させ、世界をまなざすための新しい視点を与えてくれる。

 

そしてふと庭園をみわたせば、人間社会の混乱など知る由もなく、植物や生きものたちが変わらぬ営みを刻々と続けている。

 

視点を少し変えるだけで、私たちの世界は、たくさんの驚きと希望に満ちていることに気づくだろう。

 

野口里佳《手と虹》2010 年 ©Noguchi Rika

作品との出会いに、自然とのふれあいに、世界と向きあうための新しい視点を手に入れること。心動く瞬間を見出すこと。

 

そうした一つ一つの経験の積み重ねが、今を生きるための確かな力となることを願い、ヴァンジ彫刻庭園美術館はこの展覧会を開催する。

川内倫子《無題》2018 年 ©Rinko Kawauchi

【information】

展覧会名:開館20周年記念展「Flower of Life 生命の花」

会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館

住所:〒411-0931 静岡県駿東郡長泉町東野347−1

会期: 2022年4月23日(土)ー12月25日(日)

開館時間:10月・2月・3月 10:00-17:00 /11-1月 10:00-16:30 (入館は閉館の30分前まで)

休館日:水曜日(11月3日、2月23日(水・祝)は開館)、年末年始(2021年12月26日-2022年1月5日)

料金:10月 大人1,200円(1,100円)/高・大学生800円(700円)/中学生以下無料
11月-3月 大人1,000円(900円)/高・大学生500円(400円)/中学生以下無料
※( )内は20名様以上の団体割引

 

URLhttps://www.clematis-no-oka.co.jp/vangi-museum/exhibitions/1355/

 

 

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