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  • ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策
    写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策

  • アーティゾン美術館

  • 2022.4.29 - 2022.7.10

アーティゾン美術館は、「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画-セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策」を開催する。

 

写真が19世紀に発明され普及し始めた頃と時を同じくして、絵画は印象派をひとつの起点として、それまでの伝統的な表現から大きな変革を繰り返し、そのモチベーションには写真の存在が少なからずあった。

 

 

ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》1904-1906年頃 石橋財団アーティゾン美術館蔵

柴田敏雄《山形県尾花沢市》2018年 作家蔵

他方写真は 19世紀半ばの誕生の頃より、美術作品として、記録的な目的ではない絵画的な表現が模索され、その意識はその後も現代に至るまで綿々と続いている。

 

現代の作家、柴田敏雄と鈴木理策の写真作品には、人間がものを見て表現するという、近代絵画に共通する造形思考が感じられる。

柴田敏雄《栃木県那須塩原市》2020年 作家蔵

柴田敏雄《栃木県日光市》2013年 作家蔵

今回のジャム・セッションは、両作家がその活動の初期より関心を寄せ続けていたセザンヌの作品を起点に、現代の写真作品と絵画の関係を問う試みだ。

 

展覧会は6つのセクションで構成される。

4つのセクションでは新作を含めた両作家の作品と石橋財団のコレクションとのセッションが展開される。

 

鈴木理策《サンサシオン 09, C-96》2009年 作家蔵

鈴木理策《ジヴェルニー 16, G-41》2016年 作家蔵

鈴木理策《知覚の感光板 18, PS-434》2018年 作家蔵

ピエール・ボナール《桃》1920年
石橋財団アーティゾン美術館蔵

ポール・セザンヌのセクション、雪舟のセクションでは3者の作品の共演が行われる。

 

柴田・鈴木両名の新作・未発表作品約 100点を含む約240点と、石橋財団コレクションより約30点、計270点を超える作品で構成する。

ピート・モンドリアン《砂丘》1909年
石橋財団アーティゾン美術館蔵

【information】

展覧会名:ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策

会場:アーティゾン美術館 6階 展示室、4階展示室内ガラスケース

住所:〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目7−2

会期:2022年4月29日[金・祝] – 7月10日[日]

開館時間:10:00ー18:00(4月29日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで

休館日:月曜日

料金:日時指定予約制 3月1日(火)よりウェブ予約開始
ウェブ予約チケット 1,200円
当日チケット(窓口販売) 1,500円
学生無料 (要ウェブ予約)

※この料金で同時開催の展覧会を観覧できます
※ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します
※中学生以下の方はウェブ予約不要です
※開催情報は予告なく変更となることがあります

同時開催:Transformation 越境から生まれるアート

石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 ピカソとミロの版画 —教育普及企画—

URLhttps://www.artizon.museum/exhibition/detail/539

 

 

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