OUR ART IN
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  • 未来と芸術展 : AI、ロボット、都市、生命 ― 人は明日どう生きるのか

  • 森美術館

  • 2019.11.19 - 2020.3.29

エコ・ロジック・スタジオ
《H.O.R.T.U.S. XL アスタキサンチン g》
2019年
© NAARO

2019年11月19日(火)から 2020年3月29日(日)まで、「未来と芸術展 : AI、ロボット、都市、 生命― 人は明日どう生きるのか」が開催される。

 

 

ビャルケ・インゲルス & ヤコブ・ランゲ 《球体》
2018年 撮影:Michael Filippoff

テクノロジーの発達は、いま、私たちの生活のさまざまな側面に大きな影響を与えようとしている。近い将来、人間は多くの判断をAI(人工知能)に任せるようになり、AIが人類の知能を超え、私たちの社会や生活に急激な変化をもたらす「シンギュラリティ」が到来すると言われている。

 

また、ブロックチェーン技術は、社会システムに新たな信用と価値を作り出し、多様なバイオ技術は、食や医学、そして環境に多大な影響を与えることになるであろう。

私たち人間が身体機能を拡張させ、いま以上に長寿を享受する時代もそう遠くない話なのかもしれない。

 

 

 

ビャルケ・インゲルス・グループ《オーシャニクス・シティ》
2019年

また、本展のタイトルはIBMが開発したAI (人工知能)「IBMWatson」とのコラボレーションにより決定した。

AIによって生成された15,000を超える候補から選ばれたタイトルが「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか」だ。

 

 

 

WOHA
《オアシア・ホテル・ダウンタウン》 2016年
撮影 : Patrick Bingham-Hall

急激な変化がもたらす未来は決して明るいものだけではないかもしれないが、私たちは、少なくとも20-30年後の未来のヴィジョンについて考えることが必要なのではないだろうか。それは同時に、豊かさとは何か、人間とは何か、生命とは何かという根源的な問いにもつながっていく。

 

エイミー・カール 《インターナル・コレクション》
2016-2017年

本展は、「都市の新たな可能性」、「ネオ・メタボリズム建築へ」、「ライフスタイルとデザインの革新」、「身体の拡張と倫理」、「変容する社会と人間」の5つのセクションで構成し、100点を超えるプロジェクトや作品を紹介する。

 

 

 

ディムート・シュトレーベ 《シュガーベイブ》2014年

アギ・ヘインズ
《 体温調整皮膚形成手術 》(「 変容 」シリーズより)2013年

AI、バイオ技術、ロボット工学、 AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築を通して、近未来の都市、環境問題からライフスタイル、そして社会や人間のあり方を鑑賞者と一緒に考える展覧会になるであろう。

手塚治虫 《火の鳥 未来編》
1967-1968年 ©手塚プロダクション

【information】

展覧会名:「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 ― 人は明日どう生きるのか」
会場:森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)
会期:2019 年11月19日(火)―2020年3月29日(日)
開館時間:10:00-22:00(火曜日のみ17:00まで)
*ただし11/19(火)、12/31(火)、2/11(火・祝)は22:00まで *入館は閉館時間の30分前まで *会期中無休

入館料:一般 1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳―中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円

URL:www.mori.art.museum

 

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