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  • 開館1周年記念展
    「森村泰昌:ワタシの迷宮劇場」

  • 京都市京セラ美術館

  • 2022.3.12 - 2022.6.05

京都市京セラ美術館は開館1周年記念展のひとつとして、日本を代表する現代美術家の一人、森村泰昌(1951年大阪生まれ)の個展を開催する。

 

1970年代に京都市立芸術大学で学んだ森村は、美術史における名画の登場人物や歴史上の人物、女優に扮するセルフポートレートを制作することで、ジェンダーや人種を含んだ個人のアイデンティティの多重性を視覚化し、個人史と歴史の交錯点を表現してきた。

 

森村泰昌「ワタシの迷宮劇場」シリーズより 1984‒
© Yasumasa Morimura

近年では、ジャパン・ソサエティ(2018年)、プーシキン美術館(2017年)、国立国際美術館(2016年)、アンディ・ウォーホル美術館(2013年)、アーティゾン美術館(2021年10月~)での個展開催のほか、「横浜トリエンナーレ2014」でアーティスティックディレクターを務めるなど、国内外で活躍を続けている。

 

出品作品は、これまでほとんど発表されることのなかった、1984年から撮りためている秘蔵のインスタント写真約800枚に加え、1994年に森村が自作の小説を自ら朗読した CD《顔》の音源をもとに、展示室に特設の音響空間をしつらえ、無人朗読劇として再制作する。

 

森村泰昌「ワタシの迷宮劇場」シリーズより 1984‒
© Yasumasa Morimura

森村泰昌「ワタシの迷宮劇場」シリーズより 1984‒
© Yasumasa Morimura

森村泰昌「ワタシの迷宮劇場」シリーズより 1984‒
© Yasumasa Morimura

この展覧会は、森村の京都における 1998年以来の大規模な個展であり、35年余り継続されてきた私的世界の全貌を公開する初の試みとなる。

 

何者かに成り代わることで自己を解体し、一個人における複数の顔を露呈する森村の表現は、スマートフォンの進化や SNS の普及によって身近になった「自撮り」と共通しながらも、決定的に異なる面を持っている。

 

 

森村泰昌「ワタシの迷宮劇場」シリーズより 1984‒
© Yasumasa Morimura

森村泰昌「ワタシの迷宮劇場」シリーズより 1984‒
© Yasumasa Morimura

そこには、自己への透徹した眼差しと、一人の人間が複数の存在として生きていくことへの圧倒的な肯定を見ることができる。

 

コロナ禍において、あらためて自身の制作の原点に立ち返ることでこれからを模索する、森村の現在を提示する展覧会となるだろう。

© Yasumasa Morimura

【information】

展覧会名:開館1周年記念展「森村泰昌:ワタシの迷宮劇場」

会場京都京セラ美術館

住所:〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124

会期:2022年3月12日(土)~6月5日(日)

開館時間:開館時間:10:00~18:00(最終入場は17:30)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館)

料金:一般:2,000(1,800)円、大学・高校生:1,600(1,400)円
小中学生:800 円(600 円)未就学児無料
※( )内は前売・20 名以上の団体料金。
※e-tix からの購入で各当日料金から100円引き。
※京都市内に在住・通学の小中学生は無料。
※障害者手帳等をご提示の方は本人及び介護者1名無料。
確認できるものをご持参ください。

 

URLhttps://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20220312-0605

 

 

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