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11
2024
EXHIBITION
INFO
Arts Towada 十周年記念
「インター + プレイ」展 第3期【臨時休館期間にて会期変更】
十和田市現代美術館
2022.1.22 - 2022.5.29
臨時休館期間 2022年1月22日(土)〜4月10日(日)
十和田市現代美術館では、Arts Towada 十周年を記念した全3期にわたる展覧会「インター+プレイ」展を開催している。
その最後を飾る第3期[会期:2022年1月22 日(土)- 5月29日(日)]では、青森県十和田市出身の映像作家 水尻自子と漆彫刻家 青木千絵の作品を展示する。
水尻 自子《不安な体》2021年
©MIYU Productions, New Deer, Yoriko Mizushiri
水尻 自子《不安な体》2021年
©MIYU Productions, New Deer, Yoriko Mizushiri
水尻自子のアニメーション作品は、鑑賞者の触感や痛覚を刺激し、まるで視覚で物に触れているような感覚を呼び起こす。
本展の作品はミュージシャンの本田ゆかが音楽を担当し、十和田のために制作された新作である。
青木千絵《BODY18-2》2018年
撮影:池田ひらく
一方、漆を用いた青木千絵の彫刻作品は、身体をモチーフにし、体の内側に溜まった感情が外側の身体へと現れ、覆い尽くすような造形だ。
身体を覆う幾重にも重ねた漆の鏡面には、奥にのみこまれるような深みがあり、鑑賞者を作品の内側に惹き寄せる。
展覧会では新作と旧作を組み合わせて展示する。
“Arts Towada十周年記念「インター + プレイ」展 第2期” 展示風景
2021年 撮影:小山田邦哉
目[mé]《space》2020年
“Arts Towada十周年記念「インター + プレイ」展” 展示風景
撮影:小山田邦哉
第3期では、身体の内と外を越境し、他者と感覚を共有していく映像や彫刻作品が中心となる。
美術館とまち、人と自然との関係から考え始めた相互作用(インタープレイ)という展覧会のテーマを、身体感覚の領域にも広げていく。
なお、第2期のトマス・サラセーノの展示の一部や、通年展示の鈴木康広《はじまりの果実》、目[mé]《space》は、引き続き展示し、問題行動トリオによるパフォーマンスも会期中に開催する。
目[mé]《movements》2019年
“Arts Towada十周年記念「インター + プレイ」展” 展示風景
撮影:小山田邦哉
【information】
展覧会名:Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第3期
会場:十和田市現代美術館
住所:〒034-0082 青森県十和田市西二番町10−9
会期:2022年1月22日(土)- 5月29日(日)
開館時間:9:00 – 17:00(最終入場 16:30)※最新の情報はwebサイトをご確認ください。
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
観覧料:一般1800円(企画展閉場時:1000円)。
URL:https://towadaartcenter.com/exhibitions/artstowada10th-interplay-003/