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10
2024
EXHIBITION
INFO
クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]
東京都現代美術館
2021.11.20 - 2022.2.23
アートと音楽の交差点から作品を発表し、革新的な活動を続けてきたクリスチャン・マークレーの国内初の大規模な展覧会を開催する。
クリスチャン・マークレー《リサイクルされたレコード》 1981
コラージュされたレコード 直径30.5cm
Collection of the artist © Christian Marclay. Courtesy Paula Cooper Gallery, New York.
クリスチャン・マークレー 《無題(「架空のレコード」シリーズより)》 1992
改変されたレコード・アルバム・カバー 31.1cm×31.1cm
Photo: Steven Probert © Christian Marclay. Courtesy Paula Cooper Gallery, New York.
クリスチャン・マークレー《リサイクリング・サークル》 2005
映像・音響インスタレーション
Photo: Osamu Watanabe © Christian Marclay. Courtesy Gallery Koyanagi, Tokyo.
クリスチャン・マークレー(1955-)は、70年代末のニューヨークでターンテーブルを使ったパフォーマンスで音の実験を始めて以来、前衛的な音楽シーンの重要人物として活躍してきた。
一方で、視覚的な情報としての音や、現代社会において音楽がどのように表象され、物質化され、商品化されているかといったテーマに焦点を当てた活動により、現代美術と音楽を繋ぐ、最も人気があり影響力を持った作家とみなされてきた。
クリスチャン・マークレー《コンチネンタル(「ボディ・ミックス」シリーズより)》 1991
ふたつのレコードカバー、木綿糸 54.6㎝×33㎝
Photo: Steven Probert © Christian Marclay. Courtesy Paula Cooper Gallery, New York.
クリスチャン・マークレー《叫び(オレンジと青の振動)》 2019
多色刷り木版画 220.1 cm × 121.5㎝
© Christian Marclay. Courtesy Paula Cooper Gallery, New York.
レコードやCD、コミック、映画、写真など、幅広いファウンドメディアを再利用しつつ、マークレーはこれまで、パフォーマンス、コラージュ、インスタレーション、ペインティング、写真、ビデオなど数多くの作品を生み出してきた。
クリスチャン・マークレー 《サラウンド・サウンズ》 2014-2015
映像インスタレーション
Photo: Ben Westoby
© Christian Marclay. Courtesy White Cube, London, and Paula Cooper Gallery, New York.
クリスチャン・マークレー《アクションズ:Froosh Sploosh Wooosh Sskuusshh Splat Blortch (No.2) 》2014
スクリーン・プリント、アクリル絵具、カンヴァス 222.2cm×302.5cm
© Christian Marclay. Photo © White Cube (George Darrell)
日本の美術館で開催される初の大規模な個展である「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」では、そうした彼の多様で折衷的な実践を紹介する。
コンセプチュアル・アートやパンク・ミュージックに影響を受けた初期作品から、イメージと音の情報のサンプルを組み立てた大規模なインスタレーション、さらには現代社会に蔓延する不安を映し出した最新作まで、その多岐にわたる活動の全貌を紹介する。
フォノギターを弾くクリスチャン・マークレー 1983
Photo: Steve Gross © Christian Marclay. Courtesy Paula Cooper Gallery, New York.
【information】
展覧会名:クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]
会場:東京都現代美術館
会期:2021年11月20日(土)-2022年2月23日(水・祝)
休館日:月曜日 (2022年1月10日、2月21日は開館 )、年末年始 (12月28日-1月1日 )、1月11日
開館時間:10:00-18:00(展示室入場は閉館の 30 分前まで)
観覧料:一般 1,800円 / 大学生・専門学校生・65歳以上1,200円 / 中高生 600円 /小学生以下無料
※ 「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」展チケットで、「MOTコレクション」もご覧いただけます。
※ 小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
※ 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者とその付き添いの方(2名まで)は無料です。
URL:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/christian-marclay/