OUR ART IN
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  • 水のいろ、水のかたち展

  • 国立工芸館

  • 2023.7.07 - 2023.9.24

本展は「水」をテーマに、工芸・デザイン作品に表現された水や、水をいれる器の形に注目して国立工芸館の所蔵品を中心に紹介する展覧会だ。

芹沢銈介
《紬地型絵染のれん 滝》
1962年
国立工芸館蔵
撮影:米田太三郎 ©1980

近藤悠三
《染付山水文大皿》
1962年
国立工芸館蔵
撮影:エス・アンド・ティ フォトⓒ2019

私たちの生活に欠かすことの出来ない「水」は、決まった形も色もない。
それでも水は古来より海や川を始め様々な形や色で描かれ、工芸作品においても多くの作家に着想を与え、様々な形や色、技で表現されてきた。

生野祥雲斎
《竹華器 怒濤》
1956年
国立工芸館蔵
撮影:米田太三郎 ©1984

岩田藤七
《貝》
1976年
国立工芸館蔵
撮影:斎城卓 ©2007

例えば蒔絵で描かれた波紋や、急流を思わせる竹の編み方、多数の色糸で織り上げた水辺の景色…そのほかにも様々な形や色、技で表現されている。
とらえどころのないものだからこそ、作家の観察眼によって個性が表れる水の表現を楽しむことができる。

淡島雅吉
《しづくグラスと氷入れ》
1958年
国立工芸館蔵
撮影:藤森武 ©1995

また人々は水甕や花瓶、水差しなど、形のない水をいれるために様々な器を作ってきた。
そして今も多くの作家やデザイナーが水をいれる器に向き合い、日々新しい器が生まれている。
本展では用途とその形にも改めて注目する。

須田賢司
《楓造拭漆嵌装箱 湖上月夜》
2001年
国立工芸館蔵 
撮影:エス・アンド・ティ フォト ©2019

【information】
展覧会名:水のいろ、水のかたち展
会場:国立工芸館
住所:〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-2
会期:2023年7月7日(金)~2023年9月24日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分
《夜間開館》7月14日(金)~8月12日(土)の金曜土曜は午前9時30分~午後8時
*入館はいずれも閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし7月17日、9月18日は開館)、7月18日(火)、9月19日(火)
料金: 一般 300円(250円)/大学生 150円(70円)
*()内は20名以上の団体料金および割引料金。*いずれも消費税込。
*オンラインによる事前予約もあり。
*高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポート・学パスをお持ちの方、
友の会・賛助会員の方、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料。
〇割引対象:石川県立美術館・金沢21世紀美術館・石川県立歴史博物館・
石川県立伝統産業工芸館(いしかわ生活工芸ミュージアム)・
金沢市立中村記念美術館・金沢ふるさと偉人館の主催展覧会入場券半券を窓口で
提示した方。
URL: https://www.momat.go.jp/craft-museum

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