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12
2024
EXHIBITION
INFO
ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築
東京シティビュー
2023.3.17 - 2023.6.04
1994年にロンドンで設立されたヘザウィック・スタジオは、ニューヨーク、シンガポール、上海、香港など世界各地で革新的なプロジェクトを手掛ける、現在、世界が最も注目するデザイン集団のひとつである。創設者トーマス・へザウィック(1970年、英国生まれ)は、子どもの頃、職人が作った小さなものに宿る魂に心を躍らせていたという。
ヘザウィック・スタジオとビャルケ・インゲレス・グループ
《グーグル・ベイ・ビュー》
2022年
カリフォルニア州マウンテン・ビュー
撮影:イワン・バーン
ヘザウィック・スタジオ
《スパン》
2007年-
Courtesy: Magis
撮影:スーザン・スマート
建築という大きな建物や空間にも、その魂を込めることはできるのか。この問いがヘザウィック・スタジオのデザインの原点となった。
すべてのデザインは、自然界のエネルギーや建築物の記憶を取り込みつつ、都市計画のような大規模プロジェクトもヒューマン・スケールが基準となるという信念に基づいている。
その根底には、プロダクトや建築物というハードのデザインよりも、人々が集い、対話し、楽しむという空間づくりへの思いがあるのかもしれない。
ヘザウィック・スタジオ
《麻布台ヒルズ/低層部》
2023年(予定)
東京
Ⓒ DBox for Mori Building Co., Ltd.
モノやその土地の歴史を学び、多様な素材を研究し、伝統的なものづくりの技術に敬意を払いながら、最新のエンジニアリングを駆使して生み出される空間は、誰も思いつかなかった斬新なアイデアで溢れている。新型コロナウイルスのパンデミックを経て、わたしたちが都市や自然環境との関係性を見直すなかで、ヘザウィック・スタジオのデザインは、来る時代に適う、これまで以上に豊かな示唆を与えてくれることだろう。
ヘザウィック・スタジオ
《リトル・アイランド》
2021年
ニューヨーク
撮影:ティモシー・シェンク
本展は、ヘザウィック・スタジオの主要プロジェクト28件を天空の大空間で紹介する日本で最初の展覧会です。試行錯誤を重ね、新しいアイデアを実現する彼らの仕事を「ひとつになる」、「みんなとつながる」、「彫刻的空間を体感する」、「都市空間で自然を感じる」、「記憶を未来へつなげる」、「遊ぶ、使う」の6つの視点で構成し、人間の心を動かす優しさ、美しさ、知的な興奮、そして共感をもたらす建築とは何かを探る。
トーマス・ヘザウィック
ロンドン 《コール・ドロップス・ヤード》 (2018年) にて
撮影:マーカス・ホーク
【information】
展覧会名:ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築
会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
会期:2023年3月17日(金)~ 2023年6月4日(日)
開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:00)
休館日:なし
料金:[平日]
一般 2,000円(1,800円)
学生(高校・大学生)1,400円(1,300円)
子供(4歳~中学生)800円(700円)
シニア(65歳以上)1,700円(1,500円)
[土・日・休日]
一般 2,200円(2,000円)
学生(高校・大学生)1,500円(1,400円)
子供(4歳~中学生)900円(800円)
シニア(65歳以上)1,900円(1,700円)
[平日オンライン限定]
本展+森美術館「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」セット券
対象期間:2023.3.17(金)~3.26(日)
一般 2,200円
学生(高校・大学生) 1,700円
子供(4歳~中学生)1,100円
シニア(65歳以上)1,900円
※本展は、事前予約制(日時指定券)を導入。専用オンラインサイトから「日時指定券」をご購入ください。日時指定券の販売開始日は決まり次第お知らせします。
※当日、日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしでご入館いただけます。
※本展(東京シティビュー)の入館料に、一律+500円の追加料金にて森美術館へご入館いただけます。
※森美術館の入館券をお持ちの方は、一律+700円の追加料金にて本展(東京シティビュー)へご入館いただけます。
※表示料金は消費税込