OUR ART IN
OUR TIME
11
2024
EXHIBITION
INFO
ドヴァランス_デザインのコモンセンス
GYRE GALLERY
2021.12.10 - 2021.2.13
アート、建築、デザイン、文学、
「Claudia Andujar, La Lutte Yanomami」/ ポスター / Fondation Cartier pour l’art contemporain / 2020
ドヴァランスの活動は、現代アート、建築、演劇、芸術文化関連の分野のグラフィックデザインを手がけており、ジャンルを横断的に発信しているジャイル・ギャラリーのコンセプトと共振するものである。
ドヴァランス独自のデザイン手法と発信力は、各界から高く評価され、これまでにヴェネツィア・ビエンナーレ、カルティエ美術財団、ポンピドゥー・センター、ラ・コミューン劇場、インテリア・デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」、ハーバード大学、そして、さらにはピエール・ユイグ、ラファエル・ザルカ、サーダン・アフィフといったフランスを代表する現代アーティストから依頼されたプロジェクトを展開させている。
「Acteurs !」/ ポスター / La Commune / 2020
『Le Conflit n’est pas une agression』/ 書籍 / Éditions B42 / 2021
『Hans Ulrich Obrist, The Infinite Conversations』/ 書籍 / Fondation Cartier pour l’art contemporain / 2019
ドヴァランスのグラフィックデザインは、視覚効果を促すタイポグラフィにおいて厳密で効果的な独自の視覚システムを設計し、受け手が自ら能動的にデザインを読み込めるように意図されている。
また、デザインの仕事と並行して、出版社「B42」を併設しており、デザインを含む視覚文化全般に関わる書籍を出版し、視覚文化および社会におけるデザイナーの役割について考察するツールを提供することにも力を入れている。
『もし蛇が』/ カタログ / 岡山芸術交流2019 / 美術出版社 / 2019
『Memphis Plastic Field 』カタログ madd-bordeaux / Éditions Norma / 2018
「Un été au Frac Bretagne」/ ポスター/ Frac Bretagne / 2021
この展覧会「ドヴァランス_デザインのコモンセンス」では、ドヴァランスの過去から最新のプロジェクトまでを紹介し、さらに、デザインというクリエーションの本源的なテーマを掘り下げていく。
「コモンセンス」は、アメリカの独立革命やフランス革命に深く関わったトマス=ペインの言葉に由来している。
現代の複雑化し多様化している状況下で時代精神を表象するデザインとは何なのかという問いを社会学的なアプローチによってドヴァランスの多角的で多様な活動を浮かび上がらせ発信する。
Yannick Labrousse
【information】
展覧会名:ドヴァランス_デザインのコモンセンス
会場:GYRE GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前 5-10-1 GYRE3F
会期:2021年12月10日(金) – 2022年2月13日(日)
開館時間:11:00~20:00
休館日:不定休 (休館日:12月31日、2021年1月1日。2021年1月2日は13:00 OPEN)
入場料:無料
URL:https://gyre-omotesando.com/artandgallery/devalence-pre/