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12
2024
EXHIBITION
INFO
りんご前線 — Hirosaki Encounters【会期終了】
弘前れんが倉庫美術館
2021.10.01 - 2022.3.13
※3/8追記 新型コロナウィルスの為、休館。会期終了しました。
春夏プログラム「りんご宇宙」に続く第2部となるりんご前線 — Hirosaki Encountersは、りんごのテロワール (土壌) としての「弘前」の地に注目し、弘前ゆかりのアーティストたちの作品や当地との出会いで生まれた作品などで構成される。
「前線」は、異なる気団の境界・交線で起こる大きな気象の変化や、運動の第一線といった意味を持つ。
この言葉をキーワードに、当地との出会いや異なる世界との交差、家族の歴史を通した自らのルーツの発見といった様々な遭遇や対峙・交流から生まれるエネルギーなどについて考える。
村上善男《気象 1998.11.6 射影(西の窓)》1999年 弘前大学創立50周年記念会館 撮影:柴田祥 [参考図版]
小林エリカ《誕生》2021年
また、自然と人工、現実と空想、近代と現代、東洋と西洋、過去と現在といった関係から、改めて風土性や場の力に関する思索を促す。
本展では、イギリス出身のケリス・ウィン・エヴァンスが弘前でりんごに出会ったことから発想し、生み出した巨大なネオン彫刻を、春夏プログラムから継続して展示する。
ケリス・ウィン・エヴァンス《Drawing in Light (and Time) ...suspended》2020年
弘前れんが倉庫美術館蔵 Photo: ToLoLo studio
佐野ぬい《青の時間》2014年 青森県立美術館蔵
(弘前市民会館ステンドグラス原画)
一方、 新たに弘前と様々な接点を持つ、世代も背景も大きく異なる5名のアーティストたちの絵画、彫刻、ドローイング、映像、インスタレーションなど多様な作品群を、美術館空間に合わせて展示・紹介する。
また、毎回多角的なアプローチで地域性や創造的魅力を再考する「弘前エクスチェンジ」では、これまで幅広い特集を通して津軽という地域を考察してきた雑誌『津軽学』の活動や、弘前の近代建築と街並みにも光を当てる。
塚本悦雄《ツガルビューティー》2016年
斎藤麗《Cossöcossömogonie》2021年
Installation view at Palais Synodal, Musée de Sens, Sens, Fance[参考図版]
【information】
展覧会名:りんご前線 — Hirosaki Encounters
会場:弘前れんが倉庫美術館
会期:2021年10月1-2022年3月13日
開館時間:9:00-17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日 ※ただし11月23日(火・祝)は開館、翌11月24日(水)は休館
12月26日(日)-1月1日(土・祝)は休館
観覧料:一般 1,300円(1,200円) 大学生・専門学校生 1,000円(900円)
※()内は20名様以上の団体料金
※以下の方は無料:高校生以下の方、弘前市内の留学生の方、満65歳以上の弘前市民の方
ひろさき多子家族応援パスポートをご持参の方、障がいのある方と付添の方1名
URL:https://www.hirosaki-moca.jp/exhibitions/hirosaki-encounters/