CHOCHINのフィジカルアートについて

こちらの実物作品が抽選で当選した方に届きます。

タイトル：招き猫様／Lucky cat-sama

サイズ（mm）：185×145×22mm(縦×横×高さ)

素材：ヒノキ板にアクリル絵具／Acrylic paint on cypress board

制作年数：2023

制作コメント

僕が10年前のデビュー以来描き続けている招き猫様シリーズで、このシリーズでは初めて木材を削り出してペインティングした作品です。木材で招き猫様の形を掘ったり削ったりして、その後、アクリル絵具でペインティングしていくことで、彫刻と絵画の狭間にある可能性を探求した作品となります。

招き猫は古くは日本で江戸時代初期に生まれ、今まで商売繁盛や、招福の意味で親しまれてきました。

芸術家として、『人にとっての普遍的価値観とは？』と、常に問いながら制作してきた自分として、時代の移ろいにより様々なモノコトが変化していく中で、変わらない事もあります。その、時代の波の中にあっても変化する事のない事柄に目を向けて制作してきました。

招き猫はその普遍の１つであるのかもしれないと思い今の僕がみる招き猫を表現しています。

NFTアート作品販売について（税込）

・サイズによって利用範囲が変化します。
・前面向きの作品へ1枚ごとシリアルナンバーが記載されます。（例）S-001

・お1人様、何点でも購入可能です。

small  ¥3,500・・・Web用（72 dpi / JPG）
middle  ¥5,500・・・A4プリント想定のサイズ（300 dpi / JPG）
large  ¥13,000・・・A1プリント想定のサイズ（300 dpi / JPG）

【販売期間】2023年1月12日12時〜2月28日23時59分まで

※現在、PayPalの決済は利用出来ません。その他の決済方法をご利用ください。
 

※購入後にNFTアカウント登録／ミッション報告の準備をお願いします。（所要時間3分程度）

【若佐 慎一・個展情報】
CHOCHINに登録中の作品“Lucky cat-sama”も展示されます。

2023年2月10日〜16日、東京・千代田区にあるkudan house
詳細はこちら：https://www.shinichiwakasa.com/uoyukeba

若佐 慎一／SHINICHI WAKASA

1982年広島生まれ。広島市立大学大学院博士課程(日本画)満期退学。大学で日本の伝統画法を学び、学部卒業制作を同大学の首席に当たる「買い上げ」となる。卒業後、月刊美術主催公募展「デビュー」にて準グランプリ受賞。日本の風土と宗教観をテーマに、漫画やゲーム、アニメの特徴とされる要素を作品内に取り込み制作する。活動は国内外問わずその場を広げ、京都伝統工芸の「長艸繡巧房」に原画提供や、NYのファッションブランド「sawa takai 」、アイドルグループでんぱ組.incの相沢梨紗が手がける「MEMUSE」とのコラボ、そして、メディアアーティスト落合陽一、デザイナー串野真也と共にファッションブランド「凄い若い」を立ち上げるなど多岐にわたる活動を見せる。栃木県立美術館、広島市立大学、円覚寺塔頭龍院庵、作品所蔵。

 

「私は現在、江戸時代以前に見られた日本絵画の様式に「今」を付加した作品を制作し、日本絵画の再提案を行っています。日本が近代化する以前に見られる描画方法は、西洋的な立体感や奥行きを意識した方法とは一線を画し、主観的、平面的な視点から対象を表現する方法を取っています。この特徴は日本の漫画やアニメ、ゲームに見られる特徴と重なります。日本が近代化する中で失った日本絵画の様式が、日本の漫画やゲーム、アニメに見られると考えた時に、その時代の流れの中で、姿を変容させつつも連続していく文化の中で精査され残った物にこそ、その本質の一端があるのではと考えています。私は自身の表現が、その連続していく流れの一部になることができればと思っています。」

#招き猫　#アニミズム　#ラッキー