OUR ART IN
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  • 「ルール?展」/Exhibition"Rules?"

  • 21_21 DESIGN SIGHT

  • 2021.7.02 - 2021.11.28

21_21 DESIGN SIGHTでは2021年7月2日より企画展「ルール?展」を開催する。

法律家の水野 祐、コグニティブデザイナーの菅 俊一、キュレーターの田中みゆきの3名が展覧会ディレクターチームとなり、それぞれの視点を融合させて、新しいルールの見方·つくり方·使い方と、これからの展覧会のあり方をともに考えていく。

葛宇路(グゥ・ユルー)「葛宇路」

私たちの日常は、さまざまなルールに囲まれている。憲法や法律、社会基盤となる公共インフラや公的サービスから、文化的背景に基づいた規則やマナー、家族や個人に無意識に根づく習慣まで、ルールは多岐に渡り私たちの思考や行動様式を形成している。

遠藤麻衣「アイ・アム・ノット・フェミニスト! 2017/2021」
(撮影:藤川琢史、小柳多央)

田中みゆき 菅 俊一 野村律子「ルール?」

そしてそれらのルールは今、産業や社会構造の変化、テクノロジーの進化などに伴い、大きな転換期を迎えている。

実態を捉えにくく形式的になりやすいものだからこそ、私たち一人ひとりが身の回りにあるルールを意識し、その存在を疑い、自分のこととして柔軟に考えることが求められている。

田中功起「ひとりの髪を9人の美容師が切る(二度目の試み)」
Commissioned by Yerba Buena Center for the Arts, San Francisco
Photo courtesy of the artist, Vitamin Creative Space, Guangzhou and
Aoyama Meguro, Tokyo

NPO法人スウィング「京都人力交通案内『アナタの行き先、教えます。』」
(撮影:成田 舞)

多様なルールと交わり、日々更新し続けることで、私たちの社会とその未来の可能性はよりオープンで豊かな方へ押し広げられるのではないか。

本展では、私たちがこれからの社会でともに生きるためのルールを、デザインでどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探る。

例えば、時代に合わせて法や規則を更新すること、ルール形成からこぼれがちな少数意見を取り入れる方法を考える。

佐々木 隼 (オインクゲームズ) 「鑑賞のルール」(参考画像)

また、データを読み解いて社会を俯瞰すること、市民がテクノロジーを活用して社会課題の解決に取り組むシビックテック、さらには、新たな創造や可能性のきっかけとなる制約や、人々の振る舞いによって生まれる法則や習慣にも着目する。

私たち一人ひとりが未来をかたちづくる一員として、ルールとポジティブに向き合う力を養う展覧会だ。

水野 裕

菅 俊一

田中みゆき(写真:Shiho Kito/Yahooニュース特集)

【information】

展覧会名:「ルール?展」/ Exhibition “Rules?”
会期
:2021年7月2日(金)ー 11月28日(日)
休館日:火曜日(11月23日は開館)
開館時間:平日 11:00 – 17:00、土日祝 11:00 – 18:00(入場は閉館の30分前まで)

入館料:一般: 1,200 円、大学生 800 円、高校生 500 円、中学生以下無料
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
〒107-0052 東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン

URLhttp://www.2121designsight.jp/program/rule/

 

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