OUR ART IN
OUR TIME

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  • 生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙

  • 東京都庭園美術館

  • 2020.10.17 - 2021.1.12

東京都庭園美術館では2020年10月17日(土)~2021年1月12日(火)の会期で「生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙」展を開催する。

 

青木美歌《Wonder》2017 photo: Sai

青木美歌《あなたと私の間に》 2006
photo: Yusuke Sato

-私たちは、太古の昔にひとつの生命体として誕生して以来、刻々と変化する地球の過酷な環境に柔軟に適応することで進化を遂げ、高度な知性を獲得するに至りました。

 

その一方で、仮想現実に囲まれた日々の暮らしの中で、ともすれば自分たちが自然の一部であることさえ忘れがちです。

 

 コロナ禍により、自然との新たな関わり方が求められている現在(いま)、私たちが本能的に有している感覚を取り戻す手段として、アートの役割が注目されています。意味や目的に縛られないアートは、私たち人間もまた、大きな生命の流れのなかにいることに気づかせてくれるからではないでしょうか。-

 

淺井裕介《空から大地が降ってくるぞ》
WULONG LANBA ART FESTIVAL 2019 展示風景 2019
ⓒYusuke Asai courtesy of the artist, WULONG LANBA ART FESTIVAL 2019, ANOMALY

加藤泉《無題》2019
「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート」清水寺(西門)京都 2019年での展示風景 photo:高嶋清俊
courtesy of The Contact / Connect Exhibition Executive Committee ⓒ2019 Izumi Kato

康夏奈《Cosmic Young Girl Rafflesia》2016
courtesy of the artist’s family and ArtTank, photo: Art Front Gallery

小林正人《画家の肖像》(部分)2019
copyright the artist. courtesy of ShugoArts.

本展は、緑豊かな自然に囲まれた旧朝香宮邸を舞台に、日本を代表する8人の現代作家たちの作品を通して、人間と自然との関係性を問い直す試みだ。

 

参加作家は、青木美歌、淺井裕介、加藤泉、康夏奈、小林正人、佐々木愛、志村信裕、山口啓介(50音順)。

佐々木愛《残された物語》2012 Photo: 山本糾
「開港都市にいがた 水と土の芸術祭2012」角田山妙光寺、新潟 (2012年7月14日-12月24日)

志村信裕《Nostalgia, Amnesia》(Video still)2019
courtesy of Yuka Tsuruno Gallery

山口啓介《植物の宇宙―時間 Cassette Plant Workshop in Toyota 2014-15》2015
豊田市美術館での展示風景 photo: 澁谷征司

絵画、彫刻、映像、インスタレーションなど個性豊かな作品の数々は、私たちの意識の彼方にある世界の覆いをそっと外してみせてくれることだろう。庭園の中に佇む小さな箱庭のようなこの邸宅で、私たちのなかにひそむ自然が甦る瞬間が到来するかもしれない。

【information】

名称:生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙
会期:2020年10月17日(土)– 2021年1月12日(火)
開館時間:10:00–18:00 (入館は17:30まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日(10/28、11/11、25、12/9、23) および年末年始(12/28-1/4)
会場:東京都庭園美術館 本館+新館
入館料:一般 1000円/大学生(専修・各種専門学校含む)800円/中・高校生 500円/65歳以上 500円
URLwww.teien-art-museum.ne.jp

 

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