OUR ART IN
OUR TIME
11
2024
EXHIBITION
INFO
Material, or
21_21 DESIGN SIGHT
2023.7.14 - 2023.11.05
普段の生活で接する「もの」のほとんどは、人によってデザインがなされている。本展ディレクターの吉泉 聡は「もの」がつくられる過程には、この世界に存在するありとあらゆる「マテリアル」が「素材」として意味づけされるプロセスが含まれていると考える。
展覧会企画チームが写真家ゴッティンガムとともに海岸で撮影した本展のイメージビジュアル
PHOTO: ”Untitled (Your Materials #63–126)”, 2023 ©Gottingham
Image courtesy of Nippon Design Center and Studio Xxingham
つまり、特定の意味を持たなかった「マテリアル」が、人や生物との関わりの中で「もの」へとつながる意味を付与され「素材」となるのだ。
ACTANT FOREST「Comoris BLOCK」
金崎将司「山びこ」
本展覧会では、これまでに人間が営んできた自然との多様な関わり方をアートやデザイン、人類学の観点から紐解くと同時に、最先端のマテリアルサイエンスが我々の感覚をどのようにアップデートしてくれるのかを紹介する。
本多沙映 「Cryptid」
撮影:林 雅之
吉田勝信 「もし、石炭が燃えなかったとしたら(仮題)」
現代社会において分断されてしまった私たちとマテリアルのつながりを、地球をめぐる果てしなく広大な物語から読み解くことで、マテリアルの織り成す新しい世界を感じるきっかけとなるだろう。
BRANCH「性質の彫刻:ペットボトル/水/板」
吉泉 聡
撮影:辻井祥太郎
【information】
展覧会名:Material, or
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
会期:2023年7月14日(金) ~2023年11月5日(日)
開館時間:10:00-19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日
料金:一般1,400円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
URL:https://www.2121designsight.jp/program/material/