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12
2024
EXHIBITION
INFO
Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 2021
猿島
2022.1.22 - 2022.3.06
会期変更されました(詳細はinformationをご覧ください)
上空から見た猿島
三差路(猿島内)
2021年のテーマは「音」
2019年秋、横須賀の無人島「猿島」において「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が開催された。携帯を封印し、暗闇の中で自分の感覚を研ぎ澄ませて猿島の自然と作品と対峙するこの芸術祭は、人との対峙ではなく自然と時間と感覚に向かい合う唯一無二の芸術祭として実施することができた。
テクノロジーや時間の概念を取り払い、猿島にある自然の文脈を感じ自分自身と向き合うような作品や体験を通して、元々私たちが持っていたであろう“感覚”をもう一度取り戻す。
これまでの生活が激変した今だからこそその思いを強く持ち、今年は「音」をテーマの根底に、秋に再び猿島で開催する。
博展 / Prism / 撮影:Naomi Circus (2019年展示風景)
プロデューサーメッセージ
人は昔から自然と共生していました。そこから文明は生まれ、文化となり発展し続けています。 しかし、ときに人は人間の進化の速度が遅いがゆえに、 自分たちの環境を強制的に変化させ、その行為によって、ときに自然を滅ぼし、多くの過ちを引き起こしてしまいました。今の時代は「人間中心」を再定義する時だとも言われています。
Sense Island – 感覚の島- では、唯一無二の存在である自然島 猿島だからこそ、知らずのうちに人工的に作ってしまった感覚を取り払い、テクノロジーや時間の概念を取り払い、 猿島やそこにある自然の文脈を、そしてその文脈を感じるために自分自身と向き合うような作品や体験を通して、我々が失ってしまった“感覚”をもう一度取り戻す試みを行います。 これまでの生活が一変した今、もう一度自分と自分の感覚を、猿島で対峙させてほしいと考えています。
SENSEISLANDプロデューサー 齋藤精一
株式会社アブストラクトエンジン代表取締役
参加アーティスト(50音順*=新規発表):井村一登、小野澤 峻、筧 康明、忽那 光一郎、後藤英則*、齋藤精一、中崎 透、幅 充孝*、細井美裕、mamoru、毛利悠子
タイアップアーティスト 鮫島弓起雄*(ArtSticker(株式会社The Chain Museum))、HAKUTEN CREATIVE
博展 / Prism / 撮影:Naomi Circus (2019年展示風景)
ジェニー・秦・ブルーメンフィールド / 色と景観の相互作用, 2019 / 撮影:Naomi Circus (2019年展示風景)
鈴木康広 / 遊具の透視法 / 撮影:Naomi Circus (2019年展示風景)
【information】
タイトル:SenseIsland -感覚の島- 暗闇の美術島2021
(英語表記:SenseIsland SarushimaDarkMuseum2021)
開催期間:2022年1月22日(土)-3月6日(日) 会期中の金土日および祝日と2月10日(木) 合計22日間
開場時間:16:50-21:00 ※三笠桟橋発 16:50 / 17:35 / 18:15 / 19:00 のいずれかの船を事前にご予約いただき猿島に渡り、帰りは指定された船で三笠桟橋に帰着
会場:猿島一帯 (神奈川県横須賀市猿島1番)
入場料(往復乗船料、入島料、観覧料含む):大人 3,500円 / 小・中学生 1,500円 / 横須賀市民割引あり(詳細はチケットページ参照)/小学生未満は無料 / 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添人1名までは無料