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12
2024
EXHIBITION
INFO
もじ イメージ Graphic 展
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
2023.11.23 - 2024.3.10
21_21 DESIGN SIGHTでは、2023年11月23日より企画展「もじ イメージ Graphic 展」を開催する。展覧会ディレクターには、グラフィックやタイポグラフィに関する数々の著書を手がける編集者の室賀清徳、グラフィックデザインの研究を行う後藤哲也、そしてグラフィックデザイナーの加藤賢策の3名を迎える。
本展では、近代のグラフィックデザインの歴史を探りながら、特にDTP(Desktop Publishing)と呼ばれる、パソコン上で出版物や印刷物のデータ制作の多くの過程を行うことが主流となった1990年代以降のデザインを、文字とデザインの関係から紐解いていく。
上堀内浩平「山谷酒場」(2018)
【information】
展覧会名:もじ イメージ Graphic 展
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
住所:〒107-0052
東京都港区赤坂9丁目7−6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
会期:2023年11月23日(木・祝)-2024年3月10日(日)
開館時間:10:00 – 19:00(入場は 18:30 まで)
休館日:火曜日(12月26日は開館)、年末年始(12月27日-1月3日)
料金:
一般 1,400 円
大学生 800 円
高校生 500 円
中学生以下無料
21_21は季節とともに表情を変える素晴らしい建築。
その構造物の中に無限のグラフィックが散りばめられていました。
情報の均質化、暮らしのコモディティ化、社会が変容していくなかで、グラフィックもその渦に巻き込まれていました。
デザインの歴史的な文脈や思想を視覚情報として可視化されたグラフィックデザインの数々とクリエイターの存在は見ているだけでワクワクします。
商業とアートの狭間のようなものもあれば、ときに平面だけではない作品も。
そうかデザインって秩序のなかに無限の可能性と発見が日常に潜んでいるよなと。
決して装飾美ではない、クリエイターの眼差しが込められています。
そんな私たち鑑賞者も俯瞰してみたらグラフィックの一部なんだろうか。なんて。
「もじ イメージ Graphic 展」内覧会へ
「日本でしか出来ないグラフィックやデザイン、イメージが多い」
展覧会の会見で言われて確かに!と思った日本語のグラフィックってとても面白い。
漢字、英語、平仮名、片仮名を駆使してデザインされてるなんて、なんて複雑で面白いんだろう。
音にすれば、同じものでも視覚になると漢字と平仮名だと全然雰囲気・印象が違うものになるし、視覚表現に私たちは色んな感情をもらってるんだろう。
可愛い、カッコいい、心地よい、見惚れる・・・etc.
そして、「あ、このグラフィック覚えてるぞ」と言えるものってすごい。膨大な中から印象に残るって。
デバイスで情報を見る事に慣れた時代にもじ イメージ Graphic 展で視覚と向き合ってみてください