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  • ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで

  • 東京都現代美術館

  • 2022.7.16 - 2022.10.16

広報物イメージ Design by Tamotsu Yagi Design

東京都現代美術館は「ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで」を開催する。

 

この展覧会は、20世紀の建築や工業デザインに大きな影響を与えたジャン・プルーヴェ(1901–1984)を紹介する大規模な展覧会だ。

 

ジャン・プルーヴェ《組立式ウッドチェア CB 22》1947年
© Galerie Patrick Seguin © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 C3892

この展覧会では、プルーヴェが手がけたオリジナルの家具や建築物およそ120点が、図面やスケッチなどの資料とともに展示される。

 

プルーヴェはアール・ヌーヴォー全盛期のフランスで、ナンシー派の画家の父と音楽家の母に育てられ、金属工芸家としてキャリアをスタートさせた。

 

ジャン・プルーヴェ《「カフェテリア」チェア No. 300》1950年頃
Laurence and Patrick Seguin collection © Galerie Patrick Seguin © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 C3892

1930 年代にはスチール等の新たな素材を用いた実験的かつ先進的な仕事へと転換し、家具から建築へと創造の領域を拡げていく。

 

 

 

また、第二次世界大戦中はレジスタンス運動に積極的に参加し、ナンシー市長も務めたプルーヴェは、フランスの戦後復興計画の一環としてプレファブ住宅を複数考案するなど、革新的な仕事を次々に生み出していった。

 

 

ジャン・プルーヴェ《「メトロポール」住宅(プロトタイプ)》1949年
Galerie Patrick Seguin © Galerie Patrick Seguin © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 C3892

ジャン・プルーヴェ《「メトロポール」住宅(プロトタイプ)》1949年
Galerie Patrick Seguin © Galerie Patrick Seguin © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 C3892

この展覧会を通じて、20世紀という時代に、デザインと生産をトータルに捉え、新たな技術や素材を追い求めたプルーヴェの構築的な想像力に触れることができるだろう。

マクセヴィルのアトリエ・ジャン・プルーヴェにて(1955年頃)
© Centre Pompidou-MNAM/CCI-Bibliothèque Kandinsky-Dist. RMN-Grand Palais

【information】

展覧会名:ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで

会場:東京都現代美術館

住所:〒135-0022 東京都江東区三好4丁目1−1

会期:2022年7月16日(土)ー10月16日(日)

開館時間:10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

休館日:月曜日(7月18日、9月19日、10月10日は開館)、7月19日、9月20日、10月11日

料金:一般 2,000円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 1,300円 / 中高生 800円 / 小学生以下無料

[学生無料デー Supported by Bloomberg] 830日(火)~ 92日(金)の4日間、中高生・専門学校生・大学生は「ジャン・プルーヴェ展」が無料です(チケットカウンターで学生証の提示が必要です)。

 

URLhttps://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Jean_Prouve/

 

 

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