OUR ART IN
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  • 末光弘和+末光陽子 / SUEP.展 
    Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち

  • TOTOギャラリー・間

  • 2022.6.08 - 2022.9.11

TOTOギャラリー・間では、末光弘和+末光陽子 / SUEP.(スープ)の展覧会「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」を開催する。

 

SUEP.の特徴は、建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけようとする思想にある。

 

彼らは地勢、水脈、植生、生態系などに着目し、自然環境にある風・熱・水などの働きをシミュレーションして設計の起点とすることで、建築を媒介した資源の循環システムを構築している。

 

 

ミドリノオカテラス(東京都、2020年)
©Kai Nakamura

自然に対して建築が寛容なアプローチをすることで、自然の恵みを得るとともに、それが持続できる社会を目指している。

 

また建物の居住性能を上げるという機能面はもちろん、住まう人、使う人たち、地域の人たちが、その循環の一員として参加する喜びを分かち合えることも大切にしている。

 

 

清里のグラスハウス(山梨県、2018年)
©Kai Nakamura

淡路島の住宅(兵庫県、2018年)
©Shinkenchiku-sha

この展覧会のタイトル「Harvest in Architecture」には、私たちが日々地球の恵みを受け取れることへの感謝と、それを継続するために行う努力への決意が込められている。

 

 

展覧会では、彼らが行ってきたリサーチや検証と、それらがどのようなかたちで建築の循環システムに結実してきたかが明かされる。

百佑(バイヨ)オフィス 模型(台湾、高雄市、進行中)※
※共同設計者:RHTAA
©SUEP.

彼らの取り組みは、建築が地球とつながり、未来を拓くためのチャンレンジの連続といえる。

 

人間が地球の恵みを一方的に搾取するのではなく、自然との共生により豊かな恵みが続いていく、そのために建築家として果たすべき役割は何か。

この展覧会を通じて、彼らの思考と試行の全貌を見る機会となることだろう。

SUEP.ポートレイト
©Masatomo MORIYAMA

【information】

展覧会名:末光弘和+末光陽子 / SUEP.展 Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち

会場:TOTOギャラリー・間

住所:〒107-0062 東京都港区南青山1丁目24−3 TOTO乃木坂ビル

会期:2022年6月8日(水)~9月11日(日)

開館時間:11:00~18:00

休館日:月曜・祝日・夏期休暇[8月8日(月)~8月15日(月)]

料金:無料、事前予約制
*新型コロナウイルス感染拡⼤防⽌の⼀環として、会期中は展覧会、 Bookshop TOTO共通で事前予約制を導⼊して開催します。

 

URLhttps://jp.toto.com/gallerma/ex220608/index.htm

 

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