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12
2024
EXHIBITION
INFO
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
東京都現代美術館
2019.11.16 - 2020.2.16
2019年11月16日(土)~2020年2月16日(日)、東京都現代美術館にて「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が開催される。
© Photograph Yoshihiko Ueda
デザイナーの皆川明(1967-)が設立したブランド、ミナ ペルホネン。
流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきた。
photo: Mitsuo Okamoto
“metsä”2012→SS photo: Yasutomo Ebisu
“pur”2018-19→AW photo: Mitsuo Okamoto
“forest parade”2012→SS photo: L.A.TOMARI
皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張している。
photo: Mitsuo Okamoto
そのたゆまぬ歩みは、展覧会の会期中である2020年に25周年を迎えることとなる。
本展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものですが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもある。
“one day”原画 2018-19→AW photo: sono (bean)
“symphony”2019-20→AW photo: sono (bean)
多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、本展覧会では、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示される。
「高揚」朝日新聞・日曜に想う 2016 年 8 月 28 日掲載 挿画
ミナ ペルホネンと皆川明のものづくりとその思考をこれまでにない規模で紹介する本展覧会は、私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらすことになるだろう。
“tambourine”2017→SS photo: Shoji Onuma
【information】
展覧会名 :ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
会期:2019年11月16日(土)-2020年2月16日(日)
会場 :東京都現代美術館
開館時間:10:00-18:00(展示室入場は閉館の 30 分前まで)
休館日:月曜日(2020年1月13日は開館)、2019年12月28日ー2020年1月1日、1月14日
入場料:
一般 当日券 1,500円/前売券1,300円
大学生・専門学校生・65 歳以上 当日券 1,000円/前売券800円
中高生 当日券600円
※小学生以下無料
※前売券は10月1日(火)から11月15日(金)までセブンチケット、ローソンチケット、チケットぴあ、ミナ ペルホネン 直営店などで販売。
東京都現代美術館は10月20日(日)まで販売。
展示構成 : 田根剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)
展示構成補助 : 阿部真理子(aabbé)
グラフィック・デザイン : 葛西薫(sun-ad)