虫展ーデザインのお手本ー | KAMADO Our Art in Our Time

EXHIBITION
INFO

虫展ーデザインのお手本ー
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1＆2
2019.7.19 - 2019.11.04

21_21 DESIGN SIGHTで2019年7月19日より企画展「虫展ーデザインのお手本ー」を開催中だ。展覧会ディレクターにはグラフィックデザイナーの佐藤卓、企画監修には虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司を迎える。

佐藤卓

養老孟司 ©︎新潮社

自然を映し出す存在である、虫。

私たちの身近にいながら、実はそのほとんどの生態はわかっていない。
虫の色、質感、構造、また習性には、私たちの想像をはるかに超える未知の世界が広がっている。

人類よりもずっと長い歴史のなかで進化を続けてきた多様な虫の姿からは、さまざまな創造の可能性が浮かび上がってくる。
本展では、知れば知るほど不思議な虫たちを「デザインのお手本」にする試みとなる。

佐藤卓「シロモンクモゾウムシの脚」（撮影：淺川敏）

会場風景（ギャラリー2）（撮影：淺川敏）

「虫の標本群」（撮影：淺川敏）

阿部洋介＋小檜山賢二＋丸山宗利「虫のかたち」（撮影：淺川敏）

会場風景（ギャラリー2）（撮影：淺川敏）

山中俊治＋斉藤一哉＋杉原寛＋谷道鼓太朗＋村松充「READY TO FLY」（撮影：淺川敏）

岡篤郎＋小林真大「MAO MOTH LAOS」（撮影：淺川敏）

会場では、デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示する。

小さな身体を支える骨格を人工物に当てはめてみたり、翅を上手にしまう仕組みをロボットに応用してみたり、幼虫がつくり出す巣の構造を建築に当てはめてみたり…。
一つの虫をじっくり観察したら、その口、目、脚から驚くような工夫が見つかった。
あるいは、人間が虫と関わってきたなかでつけた名前には面白いルールがあった。

クリエイターが、そして訪れる一人ひとりが、虫の多様性や人間との関係性を通して、デザインの新たな一面を虫から学ぶ展覧会となるだろう。

小檜山賢二「トビケラの巣」

村山誠「Curculio camelliae」

水江未来「Inside the Cocoon」

【information】
展覧会名：虫展ーデザインのお手本ー
会場：21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1＆2
会期：2019.7.19(Fri)– 11.4(Mon)
開館時間 : 10:00–19:00(入場は18:30まで)
休館日 : 火曜日(10月22日は開館)
入場料：一般 1,200 円、大学生 800 円、高校生 500 円、中学生以下無料
URL：http://www.2121designsight.jp/

google map