OUR ART IN
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  • ミケル・バルセロ展

  • 三重県立美術館

  • 2021.8.14 - 2021.10.24

ミケル・バルセロは、大自然を着想源に独創的でダイナミックな作品を手がける、現代を代表するアーティストのひとりだ。

 

スペインのマジョルカ島に生まれ、1982年に国際美術展「ドクメンタ7」(ドイツ・カッセル)に参加して以降、国際的な活躍を展開している。

ミケル・バルセロ《カピロテを被る雄山羊》2006年 作家蔵 ©ADAGP, Paris&JASPAR,
Tokyo, 2021. Photograph: ©Galerie Bruno Bischofberger

その制作活動は幅広く、絵画、彫刻、陶芸、版画に加え、パフォーマンス、そしてマジョルカのパルマ大聖堂内礼拝堂装飾やスイス・ジュネーヴの国連会議場の天井画といった壮大なプロジェクトも実現している。

 

ミケル・バルセロ《海のスープ》1984年 作家蔵 ©ADAGP, Paris&JASPAR, Tokyo,
2021. Photograph: ©André Morin 

ミケル・バルセロ《歩くフラニ族》 2000年 作家蔵 ©ADAGP, Paris&JASPAR, Tokyo,
2021. Photograph: ©André Morin

また、バルセロの制作活動はヨーロッパにとどまらない。

時にアフリカの砂漠地帯やヒマラヤの高地にも赴く。大自然との交感は芸術活動の重要な着想源となり、大地と海、動植物、闘牛などをテーマとした作品を生み出している。

 

ミケル・バルセロ《とどめの一突き》1990年 作家蔵 ©ADAGP, Paris&JASPAR, Tokyo,
2021. Photograph: ©André Morin

ミケル・バルセロ《下は熱い》2019年 作家蔵 ©ADAGP, Paris&JASPAR, Tokyo, 2021.
Photograph: ©Agustí Torres

中でも巨大な絵画作品は、そのスケールのみならず、塗り固められた様々な素材やカンヴァスのしわが作る凹凸によって、見る者に圧倒的な存在感をもって迫る。

 

本展では、初期から現在に至る絵画作品に加え、彫刻や陶芸など90点以上の作品を展示し、その多彩な芸術活動の全容を紹介する。

ミケル・バルセロ《マルセラ》2011年 作家蔵 ©ADAGP, Paris&JASPAR, Tokyo, 2021.
Photograph: ©André Morin

【information】

展覧会名:ミケル・バルセロ展

会場:三重県立美術館

会期:2021年8月14日(土)―10月24日(日)
開館時間:9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(2021年9月20日は開館)、9月21日(火)

観覧料:一般1,000(800)円/学生800(600)円/高校生以下無料
*( )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金
*この料金で「美術館のコレクション」、柳原義達記念館もご覧いただけます。
*障害者手帳等をお持ちの方および付き添いの方1名は観覧無料。
*教育活動の一環として県内学校(幼・小・中・高・特別支援)および相当施設が来館する場合、引率者も観覧無料(要申請)。
*家庭の日(8月15日(日)、9月19日(日)、10月17日(日))は団体割引料金でご覧いただけます。
*主な前売り券発売所:チケットぴあ、ファミリーマート、セブン-イレブン他

 

URL:https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/000252291.htm

 

 

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